朝晩はまだ少し寒いけれど、日中はやわらかな春の日差しの中で、
薄手のニットを楽しめる季節になってきました。
衣類が薄くなると、自然と身のこなしも軽やかになるのが
うれしいですよね~♪
でも、この時期に長袖のニットを着ていて、
うっかり袖口を濡らしてしまったり、食べ物で汚してしまって、
がっかりした経験はありませんか?
たくしあげた袖が、いつの間にかずり落ちてくるイライラした感じも
イヤですよね。
そういうときにとっても便利なのが、アームバンド!
「エー 100均のあのアームバンド? おばさんくさーい」
「家の中なら良いけど、着けて外には出たくないわ~」
そんな声が聞こえてきそうですが、一度使い始めると、
手放せないほど使い勝手の良いアームバンド!
コットンブレードのブレスレット
手芸店には、いろいろな種類のブレードが置いてありますが、
幅が5mmくらいで少し厚みのあるコットンブレードが
巻きやすくておすすめです。
【作り方】
1.細めのアームバンド(5mm幅)なら一本につき110cmに、太めのアームバンド(10mm幅)なら一本につき120cmの長さに切ったコットンブレードを、アームバンドに巻きやすいように軽く束ねておきます。
2.巻き終わりに蝶結びができる長さ(12cmくらい)のブレードを余らせ、アームバンドにブレードを巻き始めます。
3.巻き始めの位置には両面テープを貼って、ブレードを固定してから巻くと上手に巻けます。
4.一周巻き終わったら、両面テープを剥がして蝶結びをします。お好みの長さでブレードを切り、端がほつれないように木工用ボンドを塗っておきます。
シルクツイードのブレスレット
今回は、春らしい風合いの手芸糸、シルクツイードを
使いましたが、並太以上の太さの手芸糸であればOK。
季節に合わせて、コットンやウールなどいろいろな素材の糸で楽しんで。
【作り方】
1.細めのアームバンド(5mm幅)なら一本につき200cmに、太めのアームバンド(10mm幅)なら一本につき280cmの長さに切ったシルクツイードを、アームバンドに巻きやすいように軽く束ねておきます。
2.巻き終わりにビーズを通すので、13cmくらいの糸を余らせて、アームバンドに糸を巻き始めます。
3.巻き始めの位置には両面テープを貼って糸をとめるか、指で押さえて固定しながらその上に糸を重ねるように巻くと、上手に巻けます。
4.一周巻き終わったら、両面テープを剥がすか糸を重ねて押さえていた部分をほどいて、表面を平らに整えます。2本の糸を結んでとめます。
5.糸にビーズを通して、結び目を作ったらお好みの長さで糸を切り、端がほつれないように木工用ボンドを塗っておきます。大きいビーズを通すときは、ビーズの穴に通した糸を、ビーズの側面にそわせて上に回して、もう一度穴に通すことを繰り返すと、おさまりが良くなります。
※今回使用した糸は、アブリルのシルクツィード 5PLY MIX など

色違いで作って、自由に組み合わせて着けられるのも、
手作りならではの楽しみです。
細目のアームバンドを2つ作り、お出かけのときは片腕に
2つまとめて着けてブレスレット風に。
手を洗うときや食事のとき、
暑くて袖をたくしあげたくなったら、
1つを違う腕にはめ直して
アームバンドとして使ってみて下さいね!
フォトスタイリング&撮影
フォトクリエイター 木所 ゆかり