Team Klastylingのメンバーを紹介するインタビュー企画。
第1回は、アイディア豊富な作品にファンの多い祐天寺さんを訪ねました。
暮らしぶりや作品の生まれる場所、フォトスタイリングとの出会いなど
全3回でお届けします。
渋谷に古くからある文房具店に嫁ぎ、家業の手伝いをしています。ふだんは朝6時に起き、主人と一緒に出勤。昼間は忙しいので、フォトスタイリングの作品づくりは、夜に手作りの作品を試作したり、試し撮りをしたり。本番の写真は、時間のある日の午前中に、スタジオにしている小部屋やお庭で撮影しています。
スタジオは、フォトスタイリングを学び始めてすぐのころ、タイミングよく部屋がひとつ空いたので、改装しました。北向きの部屋なので撮影にはぴったり。フォトスタイリングをしていると小物がふえてくるので、専用の収納場所があるのは「大正解!」でした。
——インテリアがとても素敵ですね
フォトスタイリングを学ぶうちに、きれいなものを集めるようになって、デザインや写真の見方もわかるようになりました。もともと広告の仕事をしていたのですが、チラシや看板も、おしゃれなもの、センスがいいものに目がいくようになって。ものやディスプレイの見方が、どんどん変わっていきました。
インテリアはもともと好きだったんですが、部屋の中もいろいろなものが変わりましたね。ベッドメイキングを始めたのもそうだし、リビングをリフォームするときも自分で「こうしたい、ああしたい」というアイディアがどんどんわいてきて。
最初は、どうしていいのかわからなかったけれども、方向性を自分で見つけ出していけるというか。フォトスタイリングを知ったうえで写真をたくさん見ることで、自分の好きなもの、目指すイメージが明確になってきた感じです。
この部屋はリビングに隣接した和室だったので、まず洋風に変えること。
木をつかったナチュラルな雰囲気にしたかったので、壁は珪藻土塗りに、床はパイン材にしました。欲を言えば、天井に木の梁を渡したかったのですが。
40歳の記念に「デポー39」(閉店)で買ったホーローのガス台のコーナーが、いちばんのお気に入りです。
——沖縄での暮らしも楽しんでいるそうですね
フォトスタイリングを始めたのと同じ時期に、沖縄の離島に遊びに行くようになったのですが、昨年の春からは沖縄本島に部屋を借り、月に一度、数日間を沖縄で暮らす生活を始めました。
一からインテリアを手がけることができ、東京の住まいとは違った空間を楽しんでいます。生活感のほとんどない沖縄の住まいは、すっきりとしていて、ほっとさせてくれます(笑)。
「ちょっと海を感じるハンサムなインテリア」がテーマです。WTW ダブルティーのイメージを取り入れたくて。 ※WTWとは、フランフラン」や「バルス トウキョウ」を運営するバルスのブランドです。
http://www.wtwstyle.com/concept/
この部屋でのお気に入りは、「HALO」のトランク型テーブルと、ルイ14世スタイルのアンティークソファです。いまは、パソコンコーナーをもう少しお洒落にしたい、と思っているところです。借家なので、いろいろと気をつけながら変化させたいですね。
沖縄に通うために、その前後は東京での仕事や家事がとても忙しくなってしまって、もうちょっとなんとかしたいなーと思っているところ。
デュアルライフを送る人のためのブログも始めたのですが、自分のしてきたことを記録して、これから沖縄ライフを送りたい人の参考になれば、と思っています。観光ガイドではなく、生活よりの情報を出していきたいですね。
沖縄での暮らしを発信するブログ
「リゾートライフに憧れて」
http://pretty50.exblog.jp/
今後、沖縄での時間がふえてくれば、いずれはフォトスタイリングをお伝えしたいと思います。趣味でカメラをやっている人はいるけれど、まだまだ沖縄ではフォトスタイリングは知られていないんです。
(つづく)
取材&文:藤岡信代
撮影:百井謙子
Teardrops220〜Photo Life〜
第1回は、アイディア豊富な作品にファンの多い祐天寺さんを訪ねました。
暮らしぶりや作品の生まれる場所、フォトスタイリングとの出会いなど
全3回でお届けします。
渋谷に古くからある文房具店に嫁ぎ、家業の手伝いをしています。ふだんは朝6時に起き、主人と一緒に出勤。昼間は忙しいので、フォトスタイリングの作品づくりは、夜に手作りの作品を試作したり、試し撮りをしたり。本番の写真は、時間のある日の午前中に、スタジオにしている小部屋やお庭で撮影しています。
スタジオは、フォトスタイリングを学び始めてすぐのころ、タイミングよく部屋がひとつ空いたので、改装しました。北向きの部屋なので撮影にはぴったり。フォトスタイリングをしていると小物がふえてくるので、専用の収納場所があるのは「大正解!」でした。
——インテリアがとても素敵ですね
フォトスタイリングを学ぶうちに、きれいなものを集めるようになって、デザインや写真の見方もわかるようになりました。もともと広告の仕事をしていたのですが、チラシや看板も、おしゃれなもの、センスがいいものに目がいくようになって。ものやディスプレイの見方が、どんどん変わっていきました。
インテリアはもともと好きだったんですが、部屋の中もいろいろなものが変わりましたね。ベッドメイキングを始めたのもそうだし、リビングをリフォームするときも自分で「こうしたい、ああしたい」というアイディアがどんどんわいてきて。
最初は、どうしていいのかわからなかったけれども、方向性を自分で見つけ出していけるというか。フォトスタイリングを知ったうえで写真をたくさん見ることで、自分の好きなもの、目指すイメージが明確になってきた感じです。
この部屋はリビングに隣接した和室だったので、まず洋風に変えること。
木をつかったナチュラルな雰囲気にしたかったので、壁は珪藻土塗りに、床はパイン材にしました。欲を言えば、天井に木の梁を渡したかったのですが。
40歳の記念に「デポー39」(閉店)で買ったホーローのガス台のコーナーが、いちばんのお気に入りです。
——沖縄での暮らしも楽しんでいるそうですね
フォトスタイリングを始めたのと同じ時期に、沖縄の離島に遊びに行くようになったのですが、昨年の春からは沖縄本島に部屋を借り、月に一度、数日間を沖縄で暮らす生活を始めました。
一からインテリアを手がけることができ、東京の住まいとは違った空間を楽しんでいます。生活感のほとんどない沖縄の住まいは、すっきりとしていて、ほっとさせてくれます(笑)。
「ちょっと海を感じるハンサムなインテリア」がテーマです。WTW ダブルティーのイメージを取り入れたくて。 ※WTWとは、フランフラン」や「バルス トウキョウ」を運営するバルスのブランドです。
http://www.wtwstyle.com/concept/
この部屋でのお気に入りは、「HALO」のトランク型テーブルと、ルイ14世スタイルのアンティークソファです。いまは、パソコンコーナーをもう少しお洒落にしたい、と思っているところです。借家なので、いろいろと気をつけながら変化させたいですね。
沖縄に通うために、その前後は東京での仕事や家事がとても忙しくなってしまって、もうちょっとなんとかしたいなーと思っているところ。
デュアルライフを送る人のためのブログも始めたのですが、自分のしてきたことを記録して、これから沖縄ライフを送りたい人の参考になれば、と思っています。観光ガイドではなく、生活よりの情報を出していきたいですね。
沖縄での暮らしを発信するブログ
「リゾートライフに憧れて」
http://pretty50.exblog.jp/
今後、沖縄での時間がふえてくれば、いずれはフォトスタイリングをお伝えしたいと思います。趣味でカメラをやっている人はいるけれど、まだまだ沖縄ではフォトスタイリングは知られていないんです。
(つづく)
取材&文:藤岡信代
撮影:百井謙子
Teardrops220〜Photo Life〜