アラブ・イスラム文化の香りただようティータイム

中国とマレーの混合文化&子孫のことを
プラナカン(文化)といいますが、
(女性はニョニャ、男性はババ)
プラナカンならではの色彩豊かなニョニャ菓子や食器のご紹介です。

色鮮やかプラナカンの器とニョニャ菓子でティータイム


器はプラナカン独特のパステルカラーの色合いですが、
形は中国の急須や茶杯と同じものです。


お茶は、シンガポールでよく飲まれている
菊花茶を淹れてみました。

菊花茶は体を冷やす作用があるので、
蒸し暑いシンガポールにはぴったりで
プラナカンのレストランでも出てきます。

「菊」は中国では「不老長寿」の象徴でもあります。
花茶なので、エレガントなティータイムにおすすめです。



色鮮やかプラナカンの器とニョニャ菓子でティータイム

プラナカンの食器。
代表的なのは女性好みのピンク×グリーンのかけあわせです。

こちらの小皿には鳳凰が描かれています。
鳳凰は「平和」を象徴する伝説の鳥。

すべて手書きなので、コレクションするときには
1枚ずつ顔つきをチェックしながら集める楽しみも。



こちらは四段重です。 4という数字は中国では偶数であることから 「対になる」「割り切れる」などの理由で縁起がいいと 言われています。 中国では「富」をあらわす牡丹の大き目な柄が目をひきます。 こちらは外側がグリーンでお花がピンクの組み合わせです。 どちらの色が多いかによっても同じ色の組み合わせでも印象が違ってきます。

こちらは四段重です。
4という数字は中国では偶数であることから
「対になる」「割り切れる」などの理由で
縁起がいいと言われています。
中国では「富」をあらわす牡丹の
大き目な柄が目をひきます。
こちらは外側がグリーンで
お花がピンクの組み合わせです。
どちらの色が多いかによっても
同じ色の組み合わせでも
印象が違ってきます。







色鮮やかプラナカンの器とニョニャ菓子でティータイム

お重の中にはプラナカンのお菓子、
ニョニャ菓子をつめました。

お菓子は家庭で女性(ニョニャ)が作ったことから
ニョニャ菓子と呼ばれています。

ニョニャ菓子は主に
ココナッツ、タピオカ、パームシュガー、パンダンリーフなどを
使っているもので、お餅やういろうのような
モチモチとした食感があります。

器と同様、色鮮やかなお菓子が多いのが特徴です。




ニョニャ菓子の代表といえば バームクーヘンのように何層にも重ねられたKueh Lapis(クエラピス)。 Kuehとはお菓子、Lapisとは「層」という意味です。

ニョニャ菓子の代表といえば
バームクーヘンのように何層にも重ねられた
Kueh Lapis(クエラピス)。
Kuehとはお菓子、Lapisとは「層」という意味です。





ニョニャ菓子とプラナカンの器は
それぞれ女性好みのパステル色が豊かなので
とても優美で贅沢なティータイムを演出することができます。

色鮮やかプラナカンの器とニョニャ菓子でティータイム


お茶の時間コーディネーター&フォトスタイリスト 倉橋由利子
Lilyのお茶時間in Singapore