デザイン関係の仕事をしていると
作品の目に見えないパワーはどこからくるのか、
いつも考えています。

作った本人はそれほど意識していなくて、
やっぱり、力をこめ、思いを込めた作品は伝わりやすいので、
いい意味で、浸透してく確率が高いので。

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作品といえば、部屋に飾るアートフレームや額。
私自身、世界的に有名な作家もののレプリカよりも、
ごく親しい友人や無名の作家さんが作ってくれた
作品を飾るほうが好きです。

アンティークと一緒で、世界に一つしかなくて
作った人や受け継いだ人の思いがこもったもの。

そういうものって、不思議とパワーがあって、
見るたびに癒されていく気がするので…


個人的には、パワーを感じる作品の筆頭は
子どもたちの絵や障害を持った方の作品。

そこからほとばしる純粋で混じりけのない想念の美しさは
見ていると圧倒されるほど……。

以前、テレビ番組で「ねむの木こども美術館」の特集を観ましたが、
やっぱり本当にすばらしかったです。

ごちゃごちゃした日常はどこかにおいて、
純粋に描くことに立ち向かっている姿……。
彼らだから出来るスペシャルな仕事という気がしてなりませんでした。

世の中、「運がよくなるためには…」という話が
たくさん出回っていますが、
個人的にはこういった純粋な絵をインテリアの一部として
身近にふれることほど、パワーアップに役立つことはないんじゃないかな???
なんて、勝手に考えたりして……。

私もクリエーターの一人として、
彼らに追いつけるよういい作品を作らなきゃ。

そして、いつかはこうした想念の美しい純粋な作品を手元において、
毎日楽しんでみたいです。