フレンチエレガントな世界観で
訪れる人をうっとりさせるショップ「サラグレース」。
オーナーの黒川早織さんのお住まいを訪ねました。
3回にわたって黒川さんのスタイルをご紹介します。
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**素敵リビング** by サラグレース
 

Sarah Grace
http://www.zakka-sara.com/
フレンチスタイルのインテリア雑貨をご紹介するネットショップとして 2006年にオープン。2011年9月には青山本店をオープンし、現在は、恵比寿三越店と2店舗展開。

フレンチスタイルのインテリア雑貨をご紹介するネットショップとして 2006年にオープン。2011年9月には青山本店をオープンし、現在は、恵比寿三越店と2店舗展開。









バラが美しく咲き誇る庭を通り、玄関ドアを開くと、
あたたかく迎え入れてくれるような
親密な雰囲気のある空間があらわれます。

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「サラグレース」らしいエレガントな白の家具に、
人の気配を感じさせる麦わら帽子や
素朴なテクスチャーのバスケット、ドライフラワー。
「家と庭が一体となったような、
自然と共存するような住まいが好きです」
という言葉どおり、やさしさに満ちたエントランスです。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆


さらにドアを開くと、インテリアは一変。
ピュアホワイトとニュアンスのあるグレーが織りなす
クリーンで美しい世界が広がります。

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もともとはブリティッシュトラッドだったインテリアを
リフォームして、スタイルチェンジした黒川さん。
「白、それもピュアホワイトの床にしたかったんです」

目指したのは、フレンチとスカンディナビアンの融合。

「洋雑誌ではよく見かけるスタイルで、
French、Scandinavianで検索すると、たくさん画像がヒットします。
真っ白な床と壁に、グレーの差し色とアンティーク。
そこにイダストリアルなシルバーの椅子が合わせてある・・・・・・
といった、まさに私の好みのスタイル。
5年くらい前からやってみたいと思っていて
ようやく実現しました」

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意外にも「フレンチにこだわりはなかった」という黒川さん。
ネットショップを始めたころはむしろ
「イギリス・カントリー」をキーワードに考えていたそう。
カナダで過ごした学生時代に
自然と融合したイギリスのカントリースタイルに親しんだため
いまもやさしい花柄にはひかれると言います。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆


ところがあるとき、ショップのサイトを見たアメリカ人の友人が 
「フレンチカントリーっぽいね」と一言。
白がもともと好きで、当時から白の雑貨を多く扱っていましたが、
あらためて「フレンチスタイル」を知るために、
初めてフランスへ買いつけに。
そこで出会ったのが、今も取り扱っている家具ブランド、
「ブランディヴォワール」でした。

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グレーと白を重ねた、クラシックだけど洗練された世界観に、
「衝撃を受けた」という黒川さん。
日本にはまだ馴染みのなかった、
そのニュアンスのあるグレーを取り入れようと決心。

「カタログの色がそれほど正確ではないため、
好きな薄いグレーだと思ってオーダーした家具が
届いてみると、ずっと濃いグレーでショックを受けたり・・・・・・。
しかたがなくスタジオに置いていたその家具を
お客様が「すごく素敵!」と気に入ってくださったり、と
少しずつ、グレーの魅力を発見していった感じです」

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リビングの大きな窓の両サイドに
ヨーロッパの小さなアンティークショップで見つけた建具と
クラシカルなアンティークチェア、
そして、ほんの少しの甘さを加える花柄のクッションをコーディネート。
黒川さんの好みという、薄いグレーのカーテンが
やわらかな陰影と、洗練を感じさせます。




次回は、グレーのキャビネットがアクセントになった
ダイニングルームのインテリアをご紹介します。

撮影 坂本道浩
取材・文 藤岡信代