お帰りなさい、かわいいお盆でおもてなし

日本に昔から伝わるお盆。

それは、8月の13日から16日の間、
亡き人の魂がこの世に帰ってこられるのを
お出迎え、おもてなし、そしてお見送りをする風習です。

私にとっては、久しぶりに帰ってくる娘たちに会えるのが、 なによりの楽しみ。家族みんなそろって過ごす予定です。

私にとっては、久しぶりに帰ってくる
娘たちに会えるのが、なによりの楽しみ。
家族みんなそろって過ごす予定です。






 
今年のわが家のお盆のお料理は、かわいい五色カップそうめん


お帰りなさい、かわいいお盆でおもてなし

 


お帰りなさい、かわいいお盆でおもてなし

 



精進料理を、わが家風にアレンジします。
精進料理は五つの味、色、調理法で作ると言われていますが、
いちばん取り入れやすい五色のそうめんを使います
小さいカップに、それぞれのそうめんを少しずつ入れておいて
各自好きなものをトッピング、直接つゆをかけていただきます。

見た目もかわいく、暑い時期にあっさり食べられますし、
小さい子どもにも好評です



テーブルには、ナプキンで折ったハスのお花を飾ります

ハスは極楽浄土のお花です。 ご先祖様もきっと喜んでくださることでしょう。 明るい色のナプキンは、テーブルを華やかに彩ってくれます。

ハスは極楽浄土のお花です。
ご先祖様もきっと
喜んでくださることでしょう。
明るい色のナプキンは、テーブルを華やかに彩ってくれます。





お盆には、迎え火や、送り火、提灯など 明かりをともすものを用意します

お帰りなさい、かわいいお盆でおもてなし

これらはどれも、極楽から現世戻ってくるときに、
ご先祖様の目印となるようにともす明かりです。
今年は、カラフルな提灯を飾って、
にぎやかにお迎えしようと思っています。
きっと、遠くからでもすぐに見つけてもらえそうです




そうそう、精霊馬の用意もわすれないように


これは、きゅうりを馬に、 ナスを牛に見立てたものを作り お盆にのせて飾るものです。

これは、きゅうりを馬に、
ナスを牛に見立てたものを作り
お盆にのせて飾るものです。





この世に戻ってこられるときには、
馬に乗ってできるだけ早く、
お帰りになるときは牛に乗ってゆっくりとお帰りください、
という意味で
少しでも長い時間一緒に過ごしたいという気持ちを
表しているそうです。

素朴でかわいい飾りには、こんな意味があったんですね。


お帰りなさい、かわいいお盆でおもてなし



お盆の風習にはいろいろありますが、
難しく考えず、その意味を知って、
今の生活に合わせてとりいれてみると、意外に新鮮で、
手軽に楽しむことができます。

わが家は、今年も手作りでかわいいお盆でおもてなし、
ご先祖様、娘たち、帰ってくるのを楽しみに待っていますね。

[フォトジェンヌ]
撮影、料理
粂田 佳子
プリザーブドフラワーのスクール ペルル
マダムケイティの笑顔になるくらし

スタイリング・企画
ふじおかえみ
ウチ ざっか
 
吉田 タマエ
Fleur Chantant Deco 

WAKAE

ディレクター
溝口富美子
ウェディングブーケ.jp
ウェディングブーケデザイナー溝口のお似合いブーケの選び方