
「甘くておいしい」ということで女性に人気のある
にごり酒ですが、うっすらにごっているもの、
とても発泡性の強いもの・弱いものなど、いろいろ種類があります。

にごり酒には秘密がある?
澱(おり)とよばれる白い沈殿物を、
ゆっくりと瓶の中で混ぜていただくのが普通の飲み方。
昔は、この上澄みのほうを、高貴な方々がいただいていたとか。
蔵元さん指導のもと、
上澄みの部分とおりの部分を分けていただく
「一本を二度楽しめる」方法をご紹介いたします。

ポイントはひとつ。しっかり冷やすこと
これはシャンパンなども共通なのだそうですが
飲む前に、しっかり氷にいれて冷やすことがなによりも重要です。
冷蔵庫に入れてもいいですが、
扉の開閉で温度が不安定なことがありますよね。
蔵元さんいわく
「“発泡性の飲み物はしっかり冷やす“ということは、
ご購入されたお客様のミッションです」。

片口を用意して、上澄みを注ぎましょう

澱の部分はロックでいただきます

ランチで乾杯
まずは、微発泡している上澄みの部分で乾杯!
リストランテの「アロマフレスカ」では、
今回、撮影に使った、春鹿の発泡性純米酒「ときめき」を
バーニャカウダとマリアージュしていました。
やさしい野菜の甘みに「上澄み」のフレッシュさが、
アンチョビの塩気の中で「おり」の濃厚さがまじわり
なんとも素敵なマリアージュでした。
おすすめですよ~。

きき酒師&フォトスタイングクリエーター
yuko
Photo de Omotenasi