真夏の生花のアレンジメントは、
暑さに強いトロピカルフラワーが出番です。

この暑さでは、
生花はどうしてもぐったりして長持ちしません。

トロピカルフラワーは、
熱帯地方で生まれ育った花ですので、
暑さには強く元気いっぱいです。

鮮やかな色とユニークな花姿がとても個性的ですので、
少ない本数でも、存在感のあるアレンジメントになります。

真夏のフラワーアレンジ  ~アンスリウムと観葉植物で寄せ植え風に~

バスケットの中に、
鉢ポットの観葉植物(根の付いたもの)と
切り花のアンスリウムを活けたカップを入れて、
アレンジしました。







真夏のフラワーアレンジ  ~アンスリウムと観葉植物で寄せ植え風に~


トロピカルフラワーの代表といえば、『アンスリウム』
プラスティックのような質感で、
ハートの形をしたお花です。
色もかわいい色が揃っています。

サトイモ科の植物で、和名を「ベニウチワ」。
ほんとにウチワみたいな形です。



少しとがった形のは、
「チューリップアンスリウム」と言います。

また英名は「フラミンゴフラワー」とも。
すっと伸びた一本足がフラミンゴのようです。


アンスリウムに合わせるのは、 観葉植物のアジアンタムとプテリス。 どちらも鉢ポットのまま使いました。

アンスリウムに合わせるのは、
観葉植物のアジアンタムとプテリス。
どちらも鉢ポットのまま使いました。



アジアンタム、プテリスは明るいグリーンですので、
かわいらしいアンスリウムの色とよく合います。





アレンジのつくり方

(1)水漏れ防止のためにバスケットの中にセロファンなどを敷き、    大きなアジアンタムの鉢を入れ、    次に小さいプテリスのポットを入れます。

(1)水漏れ防止のためにバスケットの中にセロファンなどを敷き、大きなアジアンタムの鉢を入れ、次に小さいプテリスのポットを入れます。


(2)切り花アンスリウムを入れるカップを用意。 中に小さなオアシスを入れて水も入れます。

(2)切り花アンスリウムを入れるカップを用意。中に小さなオアシスを入れて水も入れます。


(3)オアシス入りカップをバスケットに入れます。

(3)オアシス入りカップをバスケットに入れます。


(5)アンスリウムのアレンジとアジアンタムと自然な感じに馴染むように整えます。

(5)アンスリウムのアレンジとアジアンタムと自然な感じに馴染むように整えます。












日々のお手入れ

観葉植物と切り花とは、
バスケットの中で完全に別になっていますので、
バスケットから取りだして、
お水の補給や取り換えも簡単にできます。

観葉植物は、表面の土が乾いたら、
流し台などでたっぷりと水を補給して、
水切りをした後、バスケットに戻します。

アンスリウムのカップの水は、
毎日新鮮なものに取り換えます。






暑い夏、お部屋に少しでも植物があると
涼しく感じられますね。

お部屋に緑のコーナーを作って、
トロピカルな気分で夏を乗り切りたいと思います。


真夏のフラワーアレンジ  ~アンスリウムと観葉植物で寄せ植え風に~




フラワー&フォトスタイリスト
海野美規
ps.milou 花と写真のこと
Petit Salon Milou