シンガポールから
リゾートアイスティーのアイデアを一つお伝えします。
こちらのアイスティーは、レモングラスで作ったものです。
レモングラスはハーブの一種で、
消化促進、食欲増加、疲労回復などの効能もあり、
暑い夏にはぴったりです。
ストローのようにグラスにささっているものは
普通の市販のストローではありません。
よく見てみると・・・・・・

日本でレモングラスというと、
一般的なスーパーではリーフ(葉)で
売られています。
しかし、シンガポールでは
リーフで売られているレモングラスは
全くなく、茎ばかり!
主にタイ料理、マレー料理などで茎を細かく刻んで
チャーハンに混ぜたり、
トムヤムクンの香りづけにしたり・・・・・・と
茎のほうが料理で香りづけをするには
向いているからです。
日本でも、東南アジア系の食材屋さんなどで
見つけることが出来るかもしれません。

レモングラスのストローは、
吸っているだけでレモンのとてもいい香りがしますので、
アイスレモングラスティーのおいしさを引き立てます。
レモングラスには、レモンと同じ香り成分の
シトラールが含まれているからです。
ストローで使わなかった部分を少し細かくきって
ポットに入れ、10分ほどむらせば
香り高いレモングラスティーが完成します。
いただくときはレモンやライムを添えたり
ガムシロップやはちみつなど甘味を加えてもOK。
レモングラスの茎はとても丈夫なので、
ホットレモングラスティーをいれたときに
お砂糖やはちみつをまぜるマドラー代わりにもなります。
もし茎で売られているのを見かけたら、
ぜひ自然素材のストロー、作ってみてくださいね!
お茶の時間コーディネーター&フォトスタイリスト 倉橋由利子
Lilyのお茶時間in Singapore