プリザーブドフラワーを自分で作ろう! 紫陽花編



ドライフラワーとちがって
花びらの質感はそのままに色や姿が長持ちするプリザーブドフラワー。
生花のようなアレンジメントは、身近な存在になってきました。

プリザーブドフラワーは、
第1加工液で脱色 → 第2加工液と染料で染色、
その後、湿度の低い場所で2~3週間乾燥させる、
という工程でつくります。
生のお花を加工液に浸すだけなので、意外に簡単。
しかも、好きな色に染めることができるというメリットも。

花の種類や温度、湿度によって、思う色がでなかったり
カビが発生する場合もありますが、
今回は、比較的、つくりやすい紫陽花での作り方をご紹介します。
(私の経験から言うと、紫陽花とケイトウと葉物がおすすめです)



ビバーナムという小ぶりの紫陽花を素材にしました 紫陽花なら何でもよいですし、一度ちょこっと乾燥させたり、 ドライフラワーにしたもののほうが もっとプリザーブドフラワーにしやすいと思います。

ビバーナムという
小ぶりの紫陽花を
素材にしました
紫陽花なら何でもよいですし、
一度ちょこっと乾燥させたり、
ドライフラワーにした
もののほうが
もっとプリザーブドフラワーに
しやすいと思います。





ほかに用意するものは、 プリザーブド第1加工液、第2加工液、染料黄色・青、 樹脂製の保存容器2個、計量スプーン、ピンセット、 セロファン、キッチンペーパーなど

ほかに用意するものは、プリザーブド第1加工液、第2加工液、染料黄色・青、樹脂製の保存容器2個、計量スプーン、ピンセット、セロファン、キッチンペーパーなど



今回、使用した加工液と染料は以下のものです。
第1加工液:フェール
  第2加工液:ヴィーヴまたはアジサイ原液
  染料黄色:シンフォニー
  染料青:シンフォニー

(株)東栄 アイ・エフ・グリーンでは小さいサイズを扱っています。
第1加工液 フェール250mlで1,300円
第2加工液 ヴィーヴ250mlで2,500円
お試しだとこのサイズくらいが良いと思います。

プリザーブドフラワーを自分で作る際に
ご注意いただきたいのは、安全なプリザーブド作成溶液を使用すること。
必ずエチルアルコールでできたものを使ってください。
(*メチルアルコールでできたものは危険を伴いますし、
廃棄もできません。ご注意くださいね。
格安な溶液はメチルアルコールでできたものの可能性大、です)



【作り方】



1.保存容器に第1加工液を8分目まで注ぎ、紫陽花を2輪浸します。 セロファンなどを溶液に密着するようにかぶせ、容器の蓋をして1日おきます。

①保存容器に第1加工液を8分目まで注ぎ、紫陽花を2輪浸します。セロファンなどを溶液に密着するようにかぶせ、容器の蓋をして1日おきます。


3.2個目の保存容器に第2加工液を8分目まで注ぎ、染料黄色と青を5~20mlずつ、色を見ながら加え、好みの色を作ります。色はティッシュなどを浸してみて確認してください。

③2個目の保存容器に第2加工液を8分目まで注ぎ、染料黄色と青を5~20mlずつ、色を見ながら加え、好みの色を作ります。色はティッシュなどを浸してみて確認してください。


4.染料をよく混ぜ合わせて、紫陽花を浸します。1と同様にセロファンなどで隙間をふさいで蓋をし、5~7日間浸します。

④染料をよく混ぜ合わせて、紫陽花を浸します。1と同様にセロファンなどで隙間をふさいで蓋をし、5~7日間浸します。


プリザーブドフラワーを自分で作ろう! 紫陽花編

 







プリザーブドフラワーを自分で作ろう! 紫陽花編





自宅の庭にたくさん咲いた花をプリザーブドフラワーにしておけば
そのまま雑貨と飾ったり、アレンジに使ったり、リースを作ったり
いろいろ楽しめますよ。


クラフト作家&フォトスタイリングクリエイター
堀田由里子
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