ケイトウで楽しむ、初秋のフラワーアレンジ



暑かった夏もやっと落ち着き、
日に日に秋の気配が増しています。

ケイトウの花がたくさんお花屋さんに並んでいます。
ケイトウの開花期は夏~秋で、
真夏にも見かけますが、
モコモコの花房がフェルトのように暖かそうで、
秋を連想させます。


ケイトウは、名前のとおり、
ニワトリのトサカに似ていることから「鶏頭」と名付けられました。
英名も「cocks-comb」(鶏のトサカ)です。

花房の形状によって種類がいろいろあります。
トサカ系、
クルメゲイトウ系(球状タイプ)、
羽毛ゲイトウ系(ふさふさした円錐形の柔らかな花穂)
ヤリゲイトウ系(羽毛が玉状に固まって咲くタイプ)
ノゲイトウ系
など、個性的なものもあります。



ケイトウの花を使って、 秋のアレンジを楽しんでみませんか。

ケイトウの花を使って、
秋のアレンジを楽しんでみませんか。





ケイトウは、炎のような真っ赤なものを思い浮かべますが、
赤のほか、黄色、オレンジ、グリーン、クリーム色など、
いろいろな色がありますので、
花器や合わせる花などによって花色を選べます。
今回は、オレンジ色と、赤のケイトウを使いました。



ケイトウのほかに、猫じゃらし(エノコログサ)などを入れると、 ぐんと秋らしさがアップします。

ケイトウのほかに、猫じゃらし(エノコログサ)などを入れると、
ぐんと秋らしさがアップします。





器は、色ガラスのジャーで。 モスグリーンのガラスにしました。

器は、色ガラスのジャーで。
モスグリーンのガラスにしました。


ケイトウの茎は腐りやすいので、 水は少なめの方が良いです。 器に入る部分は、葉を取り除いて、 きれいにしておきます。

ケイトウの茎は腐りやすいので、
水は少なめの方が良いです。
器に入る部分は、葉を取り除いて、
きれいにしておきます。






器にざっくりと入れてアレンジします。

器にざっくりと入れてアレンジします。






色が鮮やかなケイトウ。
ボリュームもありますので、
少ない本数でも存在感があります。
短めにカットすると、コロンとかわいいアレンジになります。


ケイトウで楽しむ、初秋のフラワーアレンジ



フラワー&フォトスタイリスト
海野美規
ps.milou 花と写真のこと
Petit Salon Milou