写真やクラフト、フラワーなどのレッスンを行う
サロン「スタジオミュゼ」&「アンティークショップWish」。
今回は、オーナーのhiro さんのこだわりが詰まった
アンティークの商品が並ぶショップスペースをご紹介します。
アンティークショップWish&スタジオミュゼ
http://your-wish.biz/
10/24(木)~10/27(日) 10:30~15:30
「マルシェ・ド・Wish vol.3」開催!
アンティークに囲まれた南仏風のスタジオミュゼで
Wishのアンティークをイベント価格で販売。
イギリスで買いつけてきたアンティークや
サイトに未UPのアンティークが多数、並びます。

「スタジオミュゼ」のサロンとして使っているリビングダイニング。
その一画は、「アンティークショップWish」のショールームでもあります。
ベランダに面した部分にはアンティークのテラコッタタイルを張り、
アンティークレンガでフェイクのガーデンシンクをもうけて
インナーテラスのような雰囲気をつくりました。
人気商品であるアンティークのホーロー製品がぴったり似合います。

「シンクの上のパーゴラは、フォトスタイリング協会の
自由が丘スタジオからヒントをもらいました。
現場監督さんが、手づくりしてくれたんです」
このシンクのちょうど向かい側にあたるスペースには、
一間ほどの幅の袖壁があります。
「この場所の光がきれいなので、商品撮影用につくりました」
リビング側との間を、少しだけ仕切ってくれる壁は
空間のアクセントにもなり、
インナースペースをほどよく囲ってくれて、
居心地のよいまとまり感をだしています。
もう一つ、このショップスペースには、素敵な空間があります。

おしゃれなアイアンの柵越しに見える、このスペース。
元は和室の押し入れだったところをリフォームしたという
ごくごく小さな空間なのですが、
「海外のアンティークショップをイメージしました」の
言葉どおり、壁掛けの棚やショーケースには可愛いものがいっぱい!

この素敵なドアもアンティークですか? と尋ねたら、
「アンティークのアイアンフェンスをはめ込みたかったのですが
ちょうど良いサイズのものが探せなくて・・・。
北参道にある『ナノバクテリウム』というアトリエで
オーダーしてつくってもらいました」
ドアの脇にもうけた室内窓の、アイアン製の窓枠も、
同じアトリエでオーダー。
アンティークを使った内装を手がけるアトリエだけあって
ヨーロッパの古びたショップのいい雰囲気が漂います。

床面は、クラシカルな模様にタイルを張ってもらいました。
小さいけれども、アンティーク好きにはたまらない
こだわりがぎゅぎゅっと詰まった空間です。
こだわりの空間といえば、このサロンの大きな魅力のひとつは
窓の外にも広がっています。

敷きこまれた踏み石のすき間を埋め尽くす
ハーブのグラウンドカバー。
バラやクレマチスが壁面を覆って、
どこから見ても、ナチュラルなガーデンそのもの……。
でも、ここはマンションのバルコニーなのです。
「施工は自由が丘にある『ブリキのジョーロ』さんに
お願いしました。
バルコニーはマンションの共用部分なので
外壁塗装のときには撤去できるつくりになっています」
聞くと、コンクリートの腰壁には内側から板をかぶせ、
床も土を薄く入れて、踏み石を敷くだけのつくりなのだそうです。
リフォームで余ったアンティークレンガを使ったり、
集めておいた木箱やバスケットに寄せ植えをしてもらったり、
ウォッシングテーブルをシンクにしたり…と、
ここでも、アンティーク好きならではのアイディアを発揮して
ヨーロッパの田舎にあるようなガーデンが完成。
リビングでくつろいでいると、時間を忘れてしまう…。
その秘密は、インテリアだけでなく、
このバルコニーガーデンにもあるようです。
撮影: 石黒美穂子
取材・文: 藤岡信代
サロン「スタジオミュゼ」&「アンティークショップWish」。
今回は、オーナーのhiro さんのこだわりが詰まった
アンティークの商品が並ぶショップスペースをご紹介します。

アンティークショップWish&スタジオミュゼ
http://your-wish.biz/
10/24(木)~10/27(日) 10:30~15:30
「マルシェ・ド・Wish vol.3」開催!
アンティークに囲まれた南仏風のスタジオミュゼで
Wishのアンティークをイベント価格で販売。
イギリスで買いつけてきたアンティークや
サイトに未UPのアンティークが多数、並びます。


グレイッシュなペイントのビューローは、ネットショップで見つけたフランス製。
その隣の可愛らしいストーブは、1930~40年代のイギリスのもので
「ウエリントン」で見つけて購入しました。
「スタジオミュゼ」のサロンとして使っているリビングダイニング。
その一画は、「アンティークショップWish」のショールームでもあります。
ベランダに面した部分にはアンティークのテラコッタタイルを張り、
アンティークレンガでフェイクのガーデンシンクをもうけて
インナーテラスのような雰囲気をつくりました。
人気商品であるアンティークのホーロー製品がぴったり似合います。

「シンクの上のパーゴラは、フォトスタイリング協会の
自由が丘スタジオからヒントをもらいました。
現場監督さんが、手づくりしてくれたんです」
このシンクのちょうど向かい側にあたるスペースには、
一間ほどの幅の袖壁があります。

「この場所の光がきれいなので、商品撮影用につくりました」
リビング側との間を、少しだけ仕切ってくれる壁は
空間のアクセントにもなり、
インナースペースをほどよく囲ってくれて、
居心地のよいまとまり感をだしています。
もう一つ、このショップスペースには、素敵な空間があります。

おしゃれなアイアンの柵越しに見える、このスペース。
元は和室の押し入れだったところをリフォームしたという
ごくごく小さな空間なのですが、
「海外のアンティークショップをイメージしました」の
言葉どおり、壁掛けの棚やショーケースには可愛いものがいっぱい!

この素敵なドアもアンティークですか? と尋ねたら、
「アンティークのアイアンフェンスをはめ込みたかったのですが
ちょうど良いサイズのものが探せなくて・・・。
北参道にある『ナノバクテリウム』というアトリエで
オーダーしてつくってもらいました」
ドアの脇にもうけた室内窓の、アイアン製の窓枠も、
同じアトリエでオーダー。
アンティークを使った内装を手がけるアトリエだけあって
ヨーロッパの古びたショップのいい雰囲気が漂います。

床面は、クラシカルな模様にタイルを張ってもらいました。
小さいけれども、アンティーク好きにはたまらない
こだわりがぎゅぎゅっと詰まった空間です。
こだわりの空間といえば、このサロンの大きな魅力のひとつは
窓の外にも広がっています。


敷きこまれた踏み石のすき間を埋め尽くす
ハーブのグラウンドカバー。
バラやクレマチスが壁面を覆って、
どこから見ても、ナチュラルなガーデンそのもの……。
でも、ここはマンションのバルコニーなのです。
「施工は自由が丘にある『ブリキのジョーロ』さんに
お願いしました。
バルコニーはマンションの共用部分なので
外壁塗装のときには撤去できるつくりになっています」
聞くと、コンクリートの腰壁には内側から板をかぶせ、
床も土を薄く入れて、踏み石を敷くだけのつくりなのだそうです。

リフォームで余ったアンティークレンガを使ったり、
集めておいた木箱やバスケットに寄せ植えをしてもらったり、
ウォッシングテーブルをシンクにしたり…と、
ここでも、アンティーク好きならではのアイディアを発揮して
ヨーロッパの田舎にあるようなガーデンが完成。
リビングでくつろいでいると、時間を忘れてしまう…。
その秘密は、インテリアだけでなく、
このバルコニーガーデンにもあるようです。
撮影: 石黒美穂子
取材・文: 藤岡信代