風船かずらは、つる性の一年草の植物。
7月ごろから白い小さなが花が咲いて、
紙風船のような実をつけます。

つるがぐんぐんのびるので、
緑のカーテンとして育てているのもよく見かけます。

つるが丈夫で、長~く伸びていきます。
やわらかく、扱いやすいので、
簡単ナチュラルリースを作ってみました。
ただくるくる絡げて巻いていくだけ。
ひもや、ワイヤー、テープなど必要ありません。

風通しのよいところにかけておけば、
黄緑色の風船はそのままで、
きれいなドライのリースになります。

風船かずらのナチュラルドライリース


 

5月の終わりごろに苗を植えました。
種を蒔く場合は、4月下旬から5月頃。
暖かくなってから蒔く方が良いようです。

大きめのプランターにハーブと一緒に寄せ植えに。真ん中に支柱を立てて、つるが巻きつくようにしました。 7月初めの頃はこのくらいの成長でした。

大きめのプランターにハーブと一緒に寄せ植えに。
真ん中に支柱を立てて、
つるが巻きつくようにしました。
7月初めの頃はこのくらいの成長でした。







9~10月頃、つるがぐんぐん伸び、風船もいっぱいつきました。

9~10月頃、つるがぐんぐん伸び、風船もいっぱいつきました。



風船かずらのナチュラルドライリース
風船のようなところは、果実。中に種があります。





よく熟した風船の部分をカットしてみると、中は3つに区切られていて、1部屋に1個ずつの種が入っています。

よく熟した風船の部分をカットしてみると
中は3つに区切られていて
1部屋に1個ずつの種が入っています。





種は、白黒のツートーン。白いところは❤になっていて、とてもかわいいですよ。

種は、白黒のツートーン。
白いところは❤になっていて
とてもかわいいですよ。



 

リースにするには、つるが柔らかいうちに、
適当な大きさに、絡げながらくるくる巻いていきます。
  
巻き終わりは、特に留めなくてもほどけることはありませんが、
ひもで結んでおくと安心です。


パープルのラフィアを結んでみました。

パープルのラフィアを結んでみました。



 

風通しのよいところに掛けておきましょう。
黄緑色の風船のところがそのままに、
ドライのナチュラルリースになっていきます。

風船かずらのナチュラルドライリース



気温の高い日が続いた今年の秋でした。
夏からずっと元気いっぱいだった
風船かずらのシーズンもそろそろ終わりです。
来年の夏まで、
しばらくはドライリースで楽しみます。

 

フラワー&フォトスタイリスト
海野美規
ps.milou 花と写真のこと
Petit Salon Milou