啓翁桜、ハナモモ、レンギョウなど、
春の花枝物がお店に出始めるころとなりました。
マグノリアも季節の花木です。
マグノリアとは、辛夷や木蓮の学名。
この辛夷は、モクレン科モクレン属の学名「Magnolia Kobushi」です。
古くから、辛夷の花が咲く頃から農作業を始めたので
「田打桜」ともいうそうで、春の季語になっています。
辛夷は、真っ白な白い花びら。
とても優しい上品な花です。
ほんのり良い香りがします。
春を告げる辛夷、
一足お先に、一枝お部屋に飾ってみてはいかがでしょう。
つぼみは次から次へと咲いていきます。大きな花は存在感があります。
辛夷に良く似た、白木蓮や紫色の花の紫木蓮(シモクレン)もあって、
ちょっと見分けるのが難しいのですが、
どれもずっと昔から人々に愛されてきた、大きな優雅な花。
可憐なサクラとはまた一味違った、力強さを感じる花でもあります。
フラワー&フォトスタイリスト
海野美規
ps.milou 花と写真のこと
Petit Salon Milou