100万人を魅了する長崎の冬を彩る一大風物詩
「長崎ランタンフェスティバル」は、
1月31日(金)~2月14日(金)長崎新地中華街を中心に開催。
長崎ランタンフェスティバルとは、
中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源としたお祭りで
長崎新地中華街の人たちが、街の振興のために、
春節祭を祝う行事として始めたものです。
長崎新地中華街・湊公園を中心に
長崎市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、
湊公園をはじめ各会場には、大型オブジェが所狭しと飾られます。
今年のみどころ〔1〕~天馬 奔騰(てんまべんてん)オブジェ
馬をモチーフにした高さ約10メートル、幅4.5メートルの
過去最大級のメーンオブジェです。
天帝を乗せる馬が勢いよく跳ねて走る姿で、
今年の干支(えと)の「午(うま)」にちなんだものです。
馬8頭の家族が天にも昇る勢いで岩壁や雲を駆け上がる姿を表現
家族繁栄の願いが込められています。
今年の見どころ〔2〕~女性として魅力たっぷりの2対の女将軍初登場
薜丁山とは喧嘩ばかりで3度も離婚。
その度夫に危機的状況が起こって呼び戻され
薜家のために大活躍し、夫の上司にまで出世してしまいます。
戦闘のさなかに出産、産後の血の汚れによって敵の
飛刀の魔力を打ち破ってしまうなど活躍をします。
このエピソードに女性として魅力を感じてしまいます。
中国における伝承文芸・歌謡文芸で語られた物語上の女性主人公。
老病の父に代わり男装して従軍。
自軍を勝利に導いて帰郷するというストーリー。
陳の釈智匠『古今楽録』に収められた「木蘭詩」が記録された最も古い文献とされます。
これを元に1998年ディズニー映画「ムーラン」が作られました。
長崎観光名所 眼鏡橋ランタンオブジェ
ピンクランタンは女性に大人気
(出島神学校をバックに)
撮影・レポート
ひろたか としこ
長崎フォトスタイリスト・私のNagasaki Sutekiphoto