おはようございます。カラー&フォトスタイリストの榎木直子です。
爽やかな季節になり、
お洋服だけでなくインテリアやテーブル上も
ちょっと衣替えをしたい気分です。
お花がキレイに咲く季節でもありますが、
たくさんのお花をテーブルに飾るのは
普段の生活には少しハードルが高いかも・・・・・・
そんなときは、クロスで簡単に取り入れる方法をオススメ。
今年は、ファッションやテキスタイルで
ボタニカルデザインが流行してます。
花柄のクロスを広げるだけで、
テーブル一面にまるでお花が咲いたかのような華やかさを演出できます^^
私は布地屋さんで見つけた端切れをテーブルに広げでみました。
イギリスのテキスタイルブランド「リバティ」のプリントです。
花や草木からインスピレーションを受けたデザインが多いリバティですが、
今季は特にボタニカルデザインが目にとまりました。
「ボタニカル」とは「植物学的」という意味で、
まだ写真のなかった時代、植物図鑑用に正しく詳しく描かれた絵が
あまりにも素晴しかったため
「ボタニカルアート」として主に19世紀のイギリスやフランスで
大流行したそうです。
クロスのアクセントになっているベリーカラーは
青みがかった赤やピンクの色みなので、
青みを多く含んだブルー~パープル系のグラデーションと良くなじみます。
そこに反対の色みを持つ「補色」と呼ばれるグリーンを
ほんの少しだけ差し込むと
単調にならずに華やぎやメリハリのあるスタイルが生まれます。
器の色だけでなくハーブなどのグリーンでも映えますね^^
お皿は同じものを揃えなくても
どこのおうちでもある白いお皿も並べて。
色とりどりのプレートが交差することで
肩肘はらないカジュアルな雰囲気を楽しめます。
手軽に印象を変えられるボタニカル柄のクロスとベリーカラーで
心地良い初夏のテーブルを作ってみませんか?
カラー&フォトスタイリスト 榎木直子
N's Color Style*