7月7日は「そうめんの日」。

月日が重なる節句の日には、旬の食べ物で邪気を祓う習慣がありますが、
七夕の行事食は、そうめんなのをご存知でしたか?

そうめんの原型は、「索餅(さくべい)」という中国の小麦粉料理といわれ、
中国では、故事から七夕の節句に食べる習慣が生まれました。
日本でも奈良時代に伝わり、平安時代の書物『延喜式』には
「七夕にそうめんを食べると大病にかからない」と書かれているそうです。

_MG_6904



調理も簡単で、さっぱりと食べやすいそうめん。
暑い夏の食べ物として最適ですが、
美味しい食べ方にこだわると、意外にも奥深いものが・・・??

基本5分、ざっくり料理を追及し続ける事務局の原田さんに伺いました!

そうめんのブランドの一つ、「揖保の糸」は
ヒガシマル醤油の「ぶっかけそうめんつゆ(ストレート)」が
いちばん相性がいいです。この2つはセットなんです。
というのは、「揖保の糸」は兵庫県龍野産、ヒガシマル醤油も同じ産地で
まさに地産地消の組み合わせなんですね。

揖保の糸 http://www.ibonoito.or.jp/
ヒガシマル醤油 http://www.higashimaru.co.jp/

そうめんつゆは、水で薄める濃縮タイプはおすすめできません。
というのは、水によって味が変わってしまうから。
龍野の水で作られたストレートタイプがベスト!です。


そうめんのゆで時間は、1分半~2分となっていますが、
1分で湯からあげて、水でキュッとしめてください。
やさしい食感の「揖保の糸」は、茹ですぎは厳禁!です


原田家で友人たちと集まるときは、小鉢にそうめんを盛りつけ
温泉卵とねぎ、しょうがなどの薬味を入れて、
前菜の代わりに出したりします。
これは、お酒のあとの〆にもおすすめですよ。
(温泉卵をつぶしながら混ぜて食べるとgood!)


ほかには、
きゅうり、錦糸卵、チャーシュー、トマトなど
冷やし中華の具をのせて、
ぶっかけそうめんつゆ+ぎょうざのたれ、お好みでゴマ油


晒し玉ねぎスライスとアボカドを刻んだものをのせ
かつおぶしトッピング+ぶっかけそうめんつゆも
おしたしのようで美味しいです。


固ゆでのそうめんを、ハム、チャーシューなど家にある具材と炒め、
とき卵を回しかけてチャンプルーにすることも。
味覇(ウェイパァー)で味つけをすると、美味しいですよ。


余った豚肉のこまぎれとキムチで、豚キムチそうめんもいけます。
たった5分の取材で、次々と(!)レシピを教えてくれた原田さん。
今後は、「原田家のざっくりレシピ(仮)」をシリーズ化することを検討中。

分量を聞かなくてもつくれる、
原田さんの絶品レシピの登場をぜひ、お楽しみに♪


撮影 :南都礼子
文 :藤岡信代