こんにちは。ボタニカルプレスアート作家、輪湖もなみです。
「ボタニカルプレスアート」とは、
植物の自然のままの姿を活かした押し花のことです。

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現代人は手放すことができないスマホ、
毎日使うものなのでお気に入りのケースに入れたいですね。
好きな花のボタニカルプレスを使って
手作りのiPhoneケースを作ってみました。

太陽光で固まる「UVレジン(樹脂)」を使った、変色の少ないつくり方を、
ちょっとしたコツとともにご紹介したいと思います。

【材料】 iPhoneケース( プラスチックのハードタイプ)、 ボタニカルプレス(押し花) UVレジン(樹脂)、 アクリル絵の具、 耐水性ラベルシート、雑誌

【材料】
iPhoneケース
(プラスチックのハードタイプ)、
ボタニカルプレス(押し花)
UVレジン(樹脂)、
アクリル絵の具、
耐水性ラベルシート、雑誌



【プロセス1】
a. 草花を専用の乾燥シートでプレスし、押し花にします。
b. アクリル絵の具で色をぬります。
 (乾燥時に茶色くなってしまった押し花でもOK)
c. 雑誌のページを“耐水性”のラベルシートにコピーします。
d. ラベルシートの好きな文字を切り取り、iPhoneケースに貼ります、

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【プロセス2】
e. 押し花をできるだけ隙間のないよう、ボンドでケースに貼付けます。
f. UV樹脂(ソフトタイプ)を文字と花の上に流し、
 樹脂液の上からピンセットで紙や押し花を押します。
 ケースとの間に隙間があると気泡が出てきます。
g. 気泡がでてきたら、つまようじの先でつぶします。
 数分放置して気泡がでないことを確認しましょう。
h. あればUVライトで30秒ほど照射して仮止めします。
 (なければ太陽光の下に1~2時間放置)
i. 今度は、UV樹脂をたっぷりとまんべんなくケースの上に流します。
 筆を使って厚みが均一になるようにしましょう。
h. 再度UVライトで3分ほど照射してできあがり。
(なければ太陽光の下に1~2日放置)
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完成♪♪
もし樹脂が固まらないようなら、さらに数日、太陽光の下に放置してください。

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※耐水性のラベルを使用したり、押し花に絵の具をぬるのは、
上から樹脂をのせたときに素材が透けるのを防ぐためです。


バッグからさりげなく、
素敵なデザインのフラワーiPhoneケースが出てきたら、
女子力高いかも?!
季節の花のボタニカルプレスをいれて、
ときどきケースを着せ替えるのも楽しいですね。

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プレストフラワー・カリグラフィー・フラワーデザイナー 輪湖もなみ
美的な押し花・カリグラフィー・花生活
Monami&K Flowered Studio