Klastyling編集担当の藤岡信代です。
最近、「イギリスおたく」化がますます加速しており、
聞いてくれそうな人をつかまえては、イギリス体験談を熱く語っています(笑)。
さて、前回のハンプトンコートのご紹介に続き、
今回は、ロンドンのおすすめスポットをご紹介したいと思います。

そこは・・・、テムズ川南岸サザークにあるBorough Market バラ・マーケット。
観光スポットとしても有名なフードマーケットなので、
ご存知の方も多いかもしれませんが、
マーケットの営業が木・金・土と限られているため、
意外に行くチャンスがなかったり・・・。
かく言う私も、今回が初めてでした(笑)。
鉄道高架橋工事のため、一部が閉鎖されていたのが、
2013年にリニューアルオープン。
かつてのガラス張りアーケードの90%を再利用して、
当時の雰囲気も再現されたのだそうです。
マーケットの歴史は古く、13世紀には
ロンドン・ブリッジのたもとという好立地に魅かれて
穀物や野菜、日々の食料品を売る商人たちが集まって店を開き
現在のマーケットの原型を築いたのだとか。
あまりの盛況ぶりに、交通の利便性を優先するため、
1755年、政府によっていったん閉鎖されたそうなのですが、
サザークの住民のグループが
セント・マーガレット教会のチャーチヤードだった三角形の土地を購入し、
マーケットを再開。現在も管理団体が運営しているそうです。
バラ・マーケットで扱っているのは、
農産物、乳製品、食肉、魚介類、パン・お菓子・・・といった食料品と
その場で調理されたストリートフード。




100もの業者が営業しているので、 マーケットを歩くだけでもわくわく。
疲れてきたら、フレッシュジュースでリフレッシュしたり、
美味しそうな匂いのストリートフードを食べてみたり・・・。
観光客でも十分、楽しむことができます。

このバラ・マーケットも、一時期、スーパーマーケットに押されて
停滞していた時期もあったそうですが、
ミレニアムを前に、イギリスで食のブームが始まり、
オーガニックフードなど、品質にこだわるマーケットとして復活。
イギリス産だけでなく、世界各国の食材が並びます。
「海外でマーケットをのぞくのが楽しみ」という方は多いと思うのですが、
カメラのファインダーをのぞいていて、「お!」と思ったのが
食品のディスプレイ。ちょっとだけ凝っているところが多いんです。

このセンスは、参考になりました!
ロンドン在住の日本人の方に伺うと、
バラ・マーケットはますます進化をしていて、
その外側にも、食にこだわる飲食店やブリュワリー(ビール醸造所)、
新たなマーケットが広がっているそう。

ロンドンでのショッピング、
フォートナム&メイソンやハロッズのフードコートも素敵ですが、
いまの「美味しいイギリス」を肌で感じられる
パワーあふれるフードマーケットもおすすめですヨ。
撮影&リポート: 藤岡信代

Borough Market
http://boroughmarket.org.uk/
Opening Time :
水・木10:00~17:00、金10:00~18:00、土8:00~17:00
Address : 8 Southwark Street, London, SE1 1TL
地下鉄ノーザンライン、ジュビリーラインの「ロンドン・ブリッジ」駅下車
バラ・ハイ・ストリート方面出口を出て徒歩数分。
最近、「イギリスおたく」化がますます加速しており、
聞いてくれそうな人をつかまえては、イギリス体験談を熱く語っています(笑)。
さて、前回のハンプトンコートのご紹介に続き、
今回は、ロンドンのおすすめスポットをご紹介したいと思います。

そこは・・・、テムズ川南岸サザークにあるBorough Market バラ・マーケット。
観光スポットとしても有名なフードマーケットなので、
ご存知の方も多いかもしれませんが、
マーケットの営業が木・金・土と限られているため、
意外に行くチャンスがなかったり・・・。
かく言う私も、今回が初めてでした(笑)。

バラ・マーケットは、
ヨーロッパ一の高層ビル
The Shard ザ・シャードにもほど近い、
ロンドン・ブリッジ駅の
すぐそばにあります。
鉄道高架橋工事のため、一部が閉鎖されていたのが、
2013年にリニューアルオープン。
かつてのガラス張りアーケードの90%を再利用して、
当時の雰囲気も再現されたのだそうです。

マーケットの歴史は古く、13世紀には
ロンドン・ブリッジのたもとという好立地に魅かれて
穀物や野菜、日々の食料品を売る商人たちが集まって店を開き
現在のマーケットの原型を築いたのだとか。
あまりの盛況ぶりに、交通の利便性を優先するため、
1755年、政府によっていったん閉鎖されたそうなのですが、
サザークの住民のグループが
セント・マーガレット教会のチャーチヤードだった三角形の土地を購入し、
マーケットを再開。現在も管理団体が運営しているそうです。
バラ・マーケットで扱っているのは、
農産物、乳製品、食肉、魚介類、パン・お菓子・・・といった食料品と
その場で調理されたストリートフード。




100もの業者が営業しているので、 マーケットを歩くだけでもわくわく。
疲れてきたら、フレッシュジュースでリフレッシュしたり、
美味しそうな匂いのストリートフードを食べてみたり・・・。
観光客でも十分、楽しむことができます。


このバラ・マーケットも、一時期、スーパーマーケットに押されて
停滞していた時期もあったそうですが、
ミレニアムを前に、イギリスで食のブームが始まり、
オーガニックフードなど、品質にこだわるマーケットとして復活。
イギリス産だけでなく、世界各国の食材が並びます。
「海外でマーケットをのぞくのが楽しみ」という方は多いと思うのですが、
カメラのファインダーをのぞいていて、「お!」と思ったのが
食品のディスプレイ。ちょっとだけ凝っているところが多いんです。

たとえば、野菜の売り場でも
さまざまなフルーツの箱の間に
ミントのブーケ。
緑が入っているだけで
とってもおしゃれ~。

こちらは、一見、無造作に
野菜が積まれているのですが、
きっちりと種類別にするのではなく
自然に積んだように
食材をうまく取り混ぜています。
このセンスは、参考になりました!
ロンドン在住の日本人の方に伺うと、
バラ・マーケットはますます進化をしていて、
その外側にも、食にこだわる飲食店やブリュワリー(ビール醸造所)、
新たなマーケットが広がっているそう。

マーケットのアーケードの外に出たら
そばにある有名コーヒーショップに
ぐるっととりまくように行列ができていて、
びっくり!
ロンドンでのショッピング、
フォートナム&メイソンやハロッズのフードコートも素敵ですが、
いまの「美味しいイギリス」を肌で感じられる
パワーあふれるフードマーケットもおすすめですヨ。
撮影&リポート: 藤岡信代

Borough Market
http://boroughmarket.org.uk/
Opening Time :
水・木10:00~17:00、金10:00~18:00、土8:00~17:00
Address : 8 Southwark Street, London, SE1 1TL
地下鉄ノーザンライン、ジュビリーラインの「ロンドン・ブリッジ」駅下車
バラ・ハイ・ストリート方面出口を出て徒歩数分。