フラワー&フォトスタイリスト海野美規です。
四季折々の花と庭の愉しみをお届けします。

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残暑が続きます。

庭の草木や野菜は暑さに負けず、
いつものように涼しい木陰を作り、
きれいな花を咲かせ、
野菜を実らせています。

アップルミントなどのハーブや草花は、もう伸び放題!
少し短く切ってすっきりさせることにしました。

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薄紫のペチュニアは初夏からずっと咲き続けて、
私たちを楽しませてくれましたが、
ずいぶんとひょろひょろ枝が伸びてしまいました。
このペチュニアを思い切り短くカットします。
上手くすれば、
もう一度きれいな花をつけそうです。

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ペチュニアを上手に育てるコツは、
摘芯と切り戻しが大事とのこと。
こまめにお手入れすれば、長く咲いてくれます。


刈り取ったペチュニアは捨ててしまわず、
まだきれいな花を集めてガラスの器に生けます。

ざっくりとラフに生けます。
器の半分に寄せると、まとめやすくなります。

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ペチュニアは、南米原産の花です。
「ペチュニア」というネーミングが、まさに南米の響き!?

南米からヨーロッパへ渡り品種改良がおこなわれ、
日本にも入ってきましたが、
当初は日本の気候に合わず人気がなかったそうです。

サントリーが日本の気候に適応できるように品種改良し、
日本でも夏の定番の庭花のひとつとなりました。
今では、色、花のサイズなど、
色とりどりのペチュニアを楽しむことができます。


庭に咲いていた薄紫のペチュニアは、
まとめるととても華やかに、涼しそうなアレンジになりました。

庭もだいぶ風通しが良くなったようです。


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フラワー&フォトスタイリスト
海野美規
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