Klastyling制作担当・フォトスタイリスト ササキトモコです。


フォトスタイリングのトップメンバー「チームKlastyling」が集まる
クリエイティブクラス用の撮影の準備をしていて、
湘南の海に近い小さなアンティークショップで
素敵なバターナイフを見つけ、購入しました。

20140824


そのときのクラスでは、他にもトウモロコシを撮影。
トウモロコシの“我が家の食べ方”紹介します

ナイフやフォークなどのカトラリーは撮影でよく扱うけれど
持ち手の、透きとおった色がきれいなナイフだな~と眺めていると
オーナーの方が、「このナイフのハンドルは樹脂でできています」
と教えてくれました。

せっかくの機会だったので、オーナーの石井さんに
お話を伺ってきました!

「イギリスのアンティーク市で購入してきた
バターナイフは6本セットで売っていることが多いんです」

バターナイフが6本セット? と不思議に思うと
食卓で1つを共有して使うというよりも
「1人1本ずつ」という考えがあるからのようです。
元々は箱入りセットになっているものでも、
アンティークとなると、数が揃っていないこともあり
いろいろな市を回りながら集めてくるとか。

実際に、このアンティークナイフを購入した人たちは
どんな風に使う方が多いのかと伺うと
デザートナイフやジャムのナイフとして使っている方も多いそう。
真鍮に銀メッキが加工されているタイプなので、
ナイフやフォークのカトラリーよりも扱うハードルは低いそうです。
そういえば、お値段も1400円と意外とお手頃。


「シルバーは磨かなきゃ!と思う方が多いようですが
ぜひ日常で気軽に使ってもらいたい」と、石井さん。
「比較的新しいものより古いものの方が曇りにくいので、
アンティークといってもそんなに磨かなくても大丈夫」
と、教えていただきました。

今回私が購入したのは、いくつかある中から
ハンドルがオレンジ・紫・緑のものと、
刃のカタチが違うチーズナイフのホワイト。
比較的紫色がめずらしいそうです ^^

ここのところのインテリアの流行としては、
フレンチシックのアンティークが比較的人気があるようですが
お店の特徴として、
“カラフルでさし色になるようなアイテム”も
仕入れてくることが多いそうです。


そのほかに、所狭しとケーキの型やお菓子作りの道具が
並んでいるのが目につきました。
お話を伺ってみると、オーナーは
以前にCAFEの仕事をしていた経歴もお持ちでした。

そういえば・・・、お店にはカウンター席が5席ほどあります。
紅茶やコーヒーも飲めるCAFÉも併設されていました。
アンティークの話を聞きながら、ちょっとお茶が飲めるなんて
アンティーク好きはついつい長居してしまいそう。

目利きオーナーのセレクトにはファンもいて
スタイリストやショップの経営者など遠方からも通う方もいるとか。

ブログやFacebookにも買付の様子などが掲載されていました。
イベント出店などで臨時のCLOSEも多いそうなので、
詳しくはHPで確認してみて下さいね。
http://www.menu2008.com/

antique shop menu
神奈川県平塚市松風町30-16
0463-22-4139

撮影 南都礼子
スタイリング&文 ササキトモコ
スタイリング目線でお買いもの