こんにちは。フードスタイリストの ともながです。
梨のシーズンもいよいよ終盤となってきました。
果肉に水分をたっぷり含んだ梨は
乾燥しがちな喉をうるおす果物として
古くから日本で好んで食べられていますね。
果汁が多く、ほんのり甘くておいしい・・・
でも、
梨の良いところはそれだけじゃないんですよ。
私はすりおろした梨を砂糖の代わりとして普段のおかずに使用しています。
フルーツの風味豊かな甘みが加わると、奥深い優しい味わいに変身。
お砂糖の使いすぎも防ぐことができるんですよ~
特にお肉料理に使用することがおススメ!
梨にはタンパク質分解酵素であるプロテアーゼという成分が含まれていて、
お肉を柔らかくしてくれるという嬉しい効果も期待できます。
すりおろした梨を使ってレシピをご紹介したいと思います。
●レシピ1:梨のドレッシング●
すりおろした梨は、まずドレッシングに入れて使ってみませんか?
ドレッシングなら気軽にチャレンジできますよ。
【材料】
梨のすりおろし ・・・・・・ 50ml
白ワインビネガー ・・・・・・ 40ml
マスタード ・・・・・・ 小さじ1/2
塩 ・・・・・・ 小さじ1/2
こしょう ・・・・・・ 少々
太白ごま油 ・・・・・・ 大さじ3
以上の材料を混ぜるだけ。
梨のほのかな甘みが加わってフルーティな味わいのドレッシングに。
茹でたお肉、チーズとも相性よしです^^
*太白ごま油は無味無臭の透明なごま油です。
クセの少ない植物油でも代用できます。
●レシピ2:韓国風プルコギ●
【韓国風プルコギの材料】
牛肉(薄切り) ・・・・・・ 300g
玉ねぎ ・・・・・・ 1個
タレの材料
梨のすりおろし ・・・・・・ 100ml
醤油 ・・・・・・ 75ml
砂糖(きび砂糖) ・・・・・・ 大さじ1・1/2
水 ・・・・・・ 大さじ2
酒 ・・・・・・ 大さじ2
にんにく(すりおろし) ・・・・・・ 大さじ1
ねぎのみじん切り ・・・・・・ 大さじ2
ごま油 ・・・・・・ 大さじ1
胡椒 ・・・・・・ 適量
1.牛肉は食べやすい大きさに切り、玉ねぎは薄切りする。
2.タレの材料を合わせて2をなじませる。
3.熱したフライパンに3を入れて焼く。
サンチュやレタスで巻き、お好みでごま、松の実、糸唐辛子を添える。
甘味として梨を加えるので、砂糖だけの味よりも濃くなりすぎず、
さっぱりとした甘さに仕上がりますよ。
ぜひ、お試しくださいませ♪
【ワンポイント・アドバイス】
日本で生産される梨は皮の色が褐色の"赤なし"と黄緑色の"青なし"に分類できますが、調味料として使用するには"赤なし"がおすすめ。果肉も柔らかく、甘みも強めなのが特長です。
ただ、いろいろな品種が栽培されているとはいえ、日本の梨は収穫時期が限られており、いずれはスーパーで見かけなくなってしまいます。
そこでおススメしたいのが、冷凍保存する方法。梨をすりおろし、使いやすいようにフリージングバッグに小分けします。バッグ内の空気をよく抜いてから、冷凍庫に入れて保存してくださいね。冷凍しておけば、甘味を足してくれる便利な調味料としていつでも活用できますよ。
フードスタイリスト&フォトスタイリングクリエーター
ともなが あきよ
フードスタイリストのしあわせ食堂 " Canteen302 "