フォトスタイリング初の公式テキストブック
『フォトスタイリング100のルール』から、
フォトスタイリングの魅力、楽しさをお伝えしています。


今日は、「Rule023 水平面のスタイリング どんな下地をもってくるかで写真のイメージが変わります」をご紹介。

この法則は、被写体の下、水平面に布や和紙を敷いたり
布を重ねたり、洋雑誌を重ねたりと
アレンジをすることで
被写体の魅力を引き出し、写真に雰囲気を加える法則です。
20141116

この画像の場合、主役はレリーフ入りの陶板と
クリスマスを思わせるエバーグリーンと赤と白の実。
下地には、シャビーなペイントを施した板に
繊細なレース、さらにマットな陶板と、
質感の違う白を重ねることで奥行き感を出しています。

アイキャッチになる植物は、あえて陶板の中央からはずして
下のレリーフ模様を見せ、
真っ白な雪の中に立つツリーを思わせる
印象的なシーンを創り出しました。

小さなテーブルの上でも、さまざまなテイストや空気感を表現できる。
フォトスタイリングの醍醐味を味わえる法則です。

日本フォトスタイリング協会 http://photostyling.jp/