フラワー・フォトスタイリストのはぎわらりえこです。
サロンスタイルの写真とお花の教室を主宰しています。

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温かみを感じるコットン(綿花)は 
冬に人気のドライフラワーです。
 
この時期、“コットントゥリー”として
お花屋さんの店頭で見つけることができます。

ふわふわの綿が4つに分かれていて花のように見えますが
これは、コットンの花が終わってからできる種から
綿の繊維が育ち、ふくらんでポンと弾けた状態。
このように、花のように見えるカタチになります。 

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このままクリスマスのオーナメントとして
リースやディスプレイにしても可愛いのですが、
このコットンで小さなひつじをつくってみました。

【準備するもの】

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コットントゥリー、ティッシュペーパー、接着剤、
細めのワイヤー(24番くらい)、はさみ
(目打ちなどもあれば便利かもしれません)

【作り方】

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1.綿を枝から切り分けて1つずつ外します。
全部、綿を取ると殻の部分が残ります。
綿殻は小さく切り分けて、1部をひつじの顔に使います。

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2.切り分けた枝の部分も使います。こちらは足になります。
 枝の太さを揃えて1本を3~4cm、4本カットしておきます。

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3.2で切り分けた4本の枝で足のパーツを作ります。
 ビー玉くらいの大きさにティッシュを丸めたものに挿します
 (接着剤で固定してください)

4.角は、裂いたティッシュペーパーを、ワイヤーに
 縒るように巻きつけ、先端を渦巻き状にくるくると巻きます
 ※白のフローラルテープで代用するとより簡単です。

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5.胴体は1で作った前足と後ろ足のパーツのあいだに
ティッシュを丸めたものをクッションとして挟み、
さらに外側をティッシュペーパーでくるんで固定します。
(接着剤は適宜ご使用ください)

これで、胴体のベース部分ができあがりです。
    
6.胴体のベース部分ができたら、
1で分けておいた綿(ほぐさずそのまま使用)とワタ殻の1部を
 顔に仕立て、接着剤で固定します。
 4で作った角もつけます。
 
仕上げに綿をよくほぐして、全体を覆っていきます。
接着剤がなくても固定できますが、適宜ご使用ください。
ふんわりさせるのが、可愛く作るコツです。 


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出来上がったひつじを、おうちのクリスマスディスプレイと一緒に
飾ってみました。
 
大きさをかえて作ると、親子のひつじが出来ます。

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近くでそっと見ていたら 

小ひつじ「お父さん、ボクのところにもサンタさん来てくれるかなぁ…?」
親ひつじ「楽しみだね」
 
こんな親子の会話が聞こえてきそうです。

 
冬休みにお子さんとそれぞれのひつじさんを作ってみるのも
楽しいかもしれません。 
コットンの木は1本あれば充分、家族が作れてしまいます。

おうちのクリスマスディスプレイに、コットンのひつじさん。
ほっこりクリスマスはいかがでしょう?

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フラワー・フォトスタイリスト はぎわらりえこ
花と私の優しい時間FLOWERSTALK
atelier FLOWERSTALK