はじめまして。
フードプランナー 川崎利栄です。


暦の上では「春」ですが、まだまだ冷たい風が吹き、
春の足音が近づいたり遠のいたり・・・。

ところがショッピングに出かけると、売場はすっかり春。
大好きな器コーナーに行くと
手に取らずにはいられない、素敵な器が目に入りました。

春色の器~1616/arita japan~

一見海外の器なのかと思いましたが、
よく見ると「1616 arita japan」というサインが。
この器が、デザイナーの柳原照弘氏がディレクションをして、
有田焼の伝統を受け継いでいるものだと知りました。
http://www.1616arita.jp/

家にある有田焼と比べてみました。

陶磁器が中国や朝鮮の影響を大きく受けて発展してきたのだな
と感じる絵付けで、
普段使いにはもったいないと感じてしまい、
家では箱に入れている状態です。

今回購入したものは、シンプルなデザインで
気後れなく普段使いができそうです。

春色の器~1616/arita japan~春色の器~1616/arita japan~


 

裏に「1616/TY」と刻印されているのは
柳原氏デザインの器で「スタンダード」シリーズ。
料理を選ばずに使えるデザインです。

「1616/S&B」と刻印されているものは
オランダ人デザイナー、ショルテン&バーイングス氏が
日本の伝統色を使った「カラーポーセリン」シリーズになっています。

桜? 菜の花? 空・・・それとも海? 想像が膨らむ色彩の表現です。

春色の器~1616/arita japan~

 

 


春のお菓子を盛り付け、おもてなし。

桜色の器に桜茶がとてもよく合います。
なんとも奥ゆかしい感じ。

春色の器~1616/arita japan~


伝統ある焼き物が
若手デザイナーや海外のデザイナーの手によって
受け継がれていく。
素晴らしいことだと思いました。

 

Food Planet 川崎利栄
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春色の器~1616/arita japan~