カラー&フォトスタイリスト榎木直子です。
ファッションでは定番のデニム!
今年はトレンドアイテムとして、さらに注目を集めているようです。
クッションやランチョンマットなどのインテリア小物でも
デニム素材を多く見かけるようになりました。
男女問わず、昔から身近な素材であるデニム。
ザックリとしたドライな質感が、使えば使うほど肌に馴染み、
心地良い風合いとなってくれます。
デニムと言えば「インディゴブルー」。
不思議とどんな色も受け止めてくれる優秀カラー!
そんなインディゴブルーをテーマに
カジュアルなカラースタイルを表現してみました。
中央のミニプレートは和食器のような渋めの風合いですが、
ライフスタイルショップ・RonHerman(ロンハーマン)のオリジナル。
★RonHermanサイト
http://ronherman.jp
今、若い人達の間でも和食が見直されています。
日本の伝統色である藍色は、和洋折衷どんなお料理ともマッチし、
控えめで美しい発色は、普段使いに便利な一皿になりそうです。
藍色の深い色合いはデニムのインディゴブルーと同一色なので、
和食器でも、無理なくカジュアルスタイルに馴染みます。
他のインディゴブルーのプレートは輸入品ですが、
藍色と色みが統一されているので和食器とも調和し、
美しいニュアンスを作っています。
インディゴブルーを引き立たせるためのプレートは、
ブルーの補色(色の成り立ちの中で相反する色)である
イエローを選びました。
イエローと言っても、
インディゴブルーの深みに合うマスタードイエローをセレクト。
マスタードイエローのこっくりとした色は、
深くて強い個性を持つ色のアクセントとして、相性が良いのです。
お互いを引き立て合い、さらに魅力的に見せる効果が♪
ここでもインディゴブルーのアクセントとして、
麻ヒモのベージュが心地良いリズムを作り上げています。
ベージュはプレートのマスタードイエローと同じ色みなので、
全体が馴染んでまとまりある配色に。
デニムのザックリとした質感とインディゴブルーのグラデーションが、
リラックスした印象に。
リネンとして使ったのはデニム素材の布。
着られなくなったデニムシャツをカットして
リネンとして再利用しました。
洗いざらしの風合いが年月を追うごとに味わい深くなるデニムは、
長い間、カタチを変えながらずっと寄り添ってくれるアイテム。
切りっぱなしでもカッコ良く、
コースターとしてデビューさせても良さそう。
インディゴブルーのプレートには素材の味を活かした、
素朴で力強いお料理が似合いそうです。
今が旬の芽キャベツのソテーやパスタ、
カリッと焼けたハードパンなど、
気楽に楽しめるメニューを考えてみてはいかがでしょうか^^
さあ、春に向けて
「インディゴブルーが主役のカジュアルテーブル」を楽しみましょう!
カラー&フォトスタイリスト 榎木直子
N's Color Style*