大好評のざっくりレシピ、今回は朝食革命を起こす?
スクランブルドエッグのレシピです。

ざっくりレシピ スクランブルドエッグ



前回同様、フォトスタイリング協会オフィスの会話からどうぞ♪

 

いつものように、スタジオでみんなで話していると、
「ホテルで食べる朝食のスクランブルエッグはなぜおいしいのか?」という話になりました。 

みんなそれぞれの旅行体験をもとに、
「関西の堂島ホテルが絶品♪」 
「湘南のレストランが最高」など、
どんなふうにおいしかったかを語り合っていました。

そんな中、原田がボソッと 
「結構、簡単に似たような『なんちゃってホテル風スクランブルエッグ』はできるで^^;」と。

そこでさっそく、作り方を聞いてみました。




原田 「分量は、卵3個とマヨネーズだけや。
 これをざっくり混ぜて、焼けばOK♪」

一同 「え~~そんな簡単にできるはずない!
 もっと詳しく話して」

原田 「簡単にできるはずないと言われてもなあ~ それだけやから^^:」

一同 「じゃあ、こっちから質問。
 卵3個は分かったけど、マヨネーズってどれくらい?」

原田 「強めに一押し!ブチューと2秒ぐらい。
 見た目で、ちょっと小さな山盛り。とぐろを?!巻くぐらい」

一同 「へ~♪ 次は、それを混ぜればいいんでしょ。
でも、どれぐらい混ぜるの?」

原田 「カッカッカ~と10回ぐらい。
 あっ その時のコツは、ちょっと空気を入れる感じで、
 切るように混ぜるのがコツや。
 面倒な人は泡だて器で軽~くでもOK」

一同 「なるほど、やってみる。あとは焼くだけね」

原田 「そうや。あとは焼くだけ♪ 
 ココナッツオイルを使うと 一層、ホテル風になるで。
 そのココナッツオイルをフライパンにいれて、
 少し弱めの火で、サーと流し入れる。
 焦ってシャカシャカ炒ると、炒り卵になるから気をつけてや」

一同 「へ~ シャカシャカやっちゃだめなのね」

原田 「そう、あくまでも『ざっくり料理』には
 ゆった~りした愛情が大事や♪ 焦ったらいかん。 
 ちょっと表面がプツプツしたころ、
 優~しく、優~しく 卵をほぐす感じや。
 これで完了。表面が少しトローとしているぐらいがベストや」

あとは食べるときに、ケチャップやチーズソースなどで、
お好みで味つけすれば出来上がり♪


【材料&作り方】
卵 ・・・・・・ 3個
マヨネーズ ・・・・・・ 大さじ1~2(お好みで)
ココナッツオイル ・・・・・・ 適量

① 卵3個をボウルに割り入れ、マヨネーズを加え、
 縦に切るように手早く溶きほぐす。
② フライパンにココナッツオイルを入れて熱し、
 卵液を流しいれ、卵が固まり始めたら大きくまぜ、火を止める。

 

盛りつけ師もりたとしこさんの
おうちレストランに変身するアイディア


ざっくりレシピ スクランブルドエッグ



スクランブルドエッグを美味しそうに仕上げるには
卵の火の通し方がいちばんのポイント!

余熱で仕上げるくらいで、
ちょうどよい、ふわとろ具合に仕上がります。

卵液を油をひいて熱したフライパンに入れ
固まり始めた卵を素早くかきまぜ、5秒で火を止めてください。
そのままかきまぜながら、余熱で火を通せばOKです。

毎日の朝食に活躍するスクランブルドエッグ。
美味しくきれいに仕上げるコツを身につけると、
自信にもなりますね。

 



レシピ: 原田容子
スタイリング・盛りつけ: 盛りつけ師 もりたとしこ
簡単!おしゃれな盛りつけのコツ
撮影: 南都礼子 
構成: 藤岡信代