おはようございます。
フォトスタイリスト窪田千紘です。

先日、お伝えした
「好きを仕事に固執すると失敗する」という話の続きです。

窪田千紘の「幸せの法則」


世の中で、一般的に言われている
「好きを仕事に」

いろいろな人を見ていると、
ダイレクトに
そのままその言葉を受け取りすぎている人が
多い気がします。

 

花が好きだから → 花を教える
雑貨が好きだから、→ 雑貨屋さん など

一見、正しいようなのですが、このストレートな考え方だと、
仕事をする、ビジネスにする、というフィールドには
残念ながら、上がれません。

なぜかというと、
「誰のために役立つか」が決まっていないから。

 

誰にそのサービスを買ってもらって、
喜んでもらうか、そこが非常に不明瞭。


ただ、「好きだから始めた」

このスタートラインは、仕事をする場合、
間違っています。


 

仕事は、誰かの役に立ち、その対価として
お金を頂くことです。

つまりは、自分だけの「好き」では
その双方のベクトルが成り立たないので成立しません。

 

でも、世の中で、いわれるキャッチフレーズは
「好きを仕事に」です。

だから惑わされる^^;

 

もちろん、間違ってはいなくて、正しいのですが、
これだと言葉足らず。

 

まあ、企業の立場から言えば、
かといって、そのキャッチフレーズを
広告やHPなど少ないスペースで伝えられるか?!と
いったら、また、別問題。仕方がないところ。

 

だからこそ、その先にあるもの、伝えたいことは何?と
自分自身で、つかんで探す必要は絶対にあります。

 

では その先にある、必要なものは何?ですが、

このメルマガでも何度もお伝えしているとおりの
「誰のために、どんなふうにして役立つか」です。

別の言葉で言うと ニーズ。

どこにニーズがあるか、
誰のために役立つか、
これ以外の何物でもありません。

 

アップル社のiPhoneだって、iPhoneを作りたかったのは、
好きだからというよりは
それがあることで、世界中、多くの人の生活が豊かに楽しくなる
と、自信を持っていたからです。

今流行している、自撮り棒だって、 
自撮り棒が好き?!というよりは
それがあったらいいなぁ・・・と、世界中の人が思っているに違いない、
だから商品化してみよう、というスタートです。

 

つまり、ニーズ。

それが正しい仕事のスタートラインです。

 

仕事ができ、一足先に成功している経営者と話しても、
もう、そこしかありません。
そればかり話題になります(笑)

「これって、ニーズあるよね」
「そこって あいているよね(誰もやっていない場所だよね)」
という感じ・・・

 

私自身も 何をするにも、必ずここからスタートしています。

要は、役立って何ぼ。
喜んでもらって、何ぼ、だからです。

 

逆にいうと、ニーズがないことは、
絶対にやりたくない!です。

だって、徒労だから。

仕事は、自分以外の誰かの役に立つためにあります。
役立たない、ニーズがないのに、
それをするのは間違っています。
仕事とは言いません。

 

そこはいつも、きっちり線引きをするようにしています。

「好きを仕事にする」ということは
ニーズがある中で、必要とされるところで、
発揮してこそ、
です。

 

だから、すでにお伝えしたとおり、
ざっくり「好きな方向」の中で、どうするか?


自分の持って生まれた能力や経験を、どう人に還元していくか・・・
それをしっかり考えることで、
最終的に「好きが仕事になっていく」のだと思います。

 

今日も素敵な1日をお過ごしください。

 

文&スタイリング 窪田千紘
窪田千紘オフィシャルブログ
撮影 南都礼子、窪田千紘
 

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