世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


 

こんにちは!
フォトスタイリング・チーム関西メンバーの
テーブルコーディネーターよしおかりえこです。

シリーズでお伝えしています
テーブルコーディネーターがおすすめする丹波・若手陶芸家、

日常使いにぴったり!丹波焼おすすめ窯元その1
女性好みのデザインで人気・丹波焼おすすめ窯元その2


三人目は、世界を見据えたデザインの陶器をつくる窯元さんです。

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


1734年(享保19年)生まれの初代稲右衛門から陶芸を始められ、
現在で10代続く窯元・稲右衛門窯さん。
今日ご紹介するのは
10代目上中稲右衛門さんの息子・上中剛司さん。

神戸、東京、パリなど丹波に留まらず、
日本、そして世界に向けて広く活動されている作家さんです。
今年2月には、アメリカ・ポートランドで
展覧会を開かれたとのこと。

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


上中さんの作品には焼締めのものが多くあります。
渋い土の風合いを活かしながら、
丹波の伝統技法である墨ながし等を現代風に取り入れたものなどは
モダンな雰囲気が感じられます。

焼締めのものは扱いが面倒で日常使いには難しい、
という声をよく耳にします。
少々の手間がかかりますが、使えば使うほど
味がでてくるのが、焼締めの器。

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


私も焼締めの器は好きで、よくテーブルコーディネートに使います。
もちろんコーディネートだけでなく、お料理も盛り付けます。

味のある器を使うと、いつものお料理でもワンランクアップ!
皆さんもさまざまな料理を盛って、
焼締めの魅力をご堪能いただきたいです。

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3



さて上中さんの作品は渋めのものだけでなく、
最近はこんなカラフルなものもあります。

濃い赤や青、緑などカラフルな作品は
和としてではなく、
洋としてもコーディネートできるようなものです。

マルチカラーなどは楽しい雰囲気でコーディネート出来そう♪

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


他にも英字をイメージした模様が描かれた作品などもあります。
ご本人に何と書かれているのか聞いてみると、
"英字風"という感じで文字にはなっていないとか(笑)。

カラフルな作品にしても英字風なデザインにしても、
世界を見据えたものとなっています。

もちろん伝統的な雰囲気を残した作品も、
現代風にアレンジして世界に発信されるものです。

 

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3


どの作品も上中さんの真面目で実直な人柄が出ていて、
とても趣きあるものです。
そんな中にも遊び心をプラスして、
私たちが日常でも使いたくなるような作品となっています。

お料理も盛り付けたら、器もお料理も
より引き立つのが上中さんの作品です。

ぜひ直接お話を聞きながら、作品を手に取ってみてください。

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3






稲右衛門窯
兵庫県篠山市今田町下立杭183
079-597-2675
Mail tuyosi_11th_co_ltd@yahoo.co.jp
HP http://inaemongama.com/

世界を見据えたデザイン・丹波焼おすすめ窯元その3









撮影:
辻本真奈美
いこママのフォトスタイリング・フォト・パン・おもてなし教室
荒井美保
ペイントから始まる素敵なライフスタイル
撮影:船積優子
西宮・神戸・大阪★お花でハッピーパワー★フラワーレッスン&フォトスタイリング@Hanagumi船積優子

文、丹波焼コーディネーター:
よしおかりえこ
Maison de R@大阪 テーブルコーディネートで素敵なおもてなし