こんにちは!
フォトスタイリング・チーム関西メンバーの
テーブルコーディネーターよしおかりえこです。
「ぶらり丹波・春ものがたり」前編・後編から続き、
ぶらり丹波・春ものがたり(前編)~やきものの郷めぐり~
ぶらり丹波・春ものがたり(後編)~おすすめ店へご案内~
テーブルコーディネーターがおすすめする
丹波・若手陶芸家シリーズをお送りしてきましたが、
今回でいよいよ最終回。
最後を飾るのは
丹波で活躍する女性作陶家がいらっしゃる窯元さんです。
親子三代で窯を守っておられる末晴窯さん。
三代目となる西端春奈さんは
数少ない丹波の女性陶芸家のおひとりです。
春奈さんの作品は季節の花や動物モチーフにした作品が多く、
自然に微笑んでしまうようなかわいらしさがあります。
白丹波に釘彫りという丹波焼の典型的な技法により、
かわいらしく釘画が描かれているのが特徴。
春奈さんの独特の感性は、
小さな頃から立杭焼と慣れ親しんでおられることから
生まれてきているのでしょう。
どれも優しさが伝わる作品ばかりです。
ハレの日の器をテーマにした赤い作品などは、
晴れやかでおめでたい気持ちにさせられます。
またハレの日のための作品ばかりでなく、
日常にも使いたくなる器もたくさんあります。
季節を感じられるものは、
テーブルコーディネートの中でも重要な要素です。
食卓に彩りが加わりますよね。
丹波の伝統技法を継承しつつ、デザイン要素を盛り込む器。
女性らしい繊細な色合いで細やかなモチーフが描かれた作品からは、
春奈さんの優しさが伝わってきます。
皆さんも実際に工房をお訪ねになって、
春奈さんとお話しながら作品を見て、
ふんわりした和やかな雰囲気を感じてみてください♪
末晴窯
兵庫県篠山市今田町上立杭2-9
TEL 079-597-3162
e-mail sueharugama@rainbow.plala.or.jp
さて、これでやきものの郷・丹波春ものがたりシリーズは終わりです。
いかがだったでしょうか?
今回は4名の作家さんをクローズアップいたしましたが、
他にもご紹介したい作家さんはたくさんいらっしゃいます。
記事でも書いたように丹波焼といえどもさまざまで、
窯元の数だけ違った丹波焼の魅力があります。
機会があればまた他の作家さんの紹介もしたいと思います。
丹波では、ゴールデンウィークに
「丹波・春ものがたり」というイベントが開催され、
楽しい催しがたくさん予定されています。
やきものだけでなく、丹波には美味しいものもたくさんあります。
そして山間の穏やかな風景からは癒しをもらえます。
ぜひ皆さん足を運んでみてはいかがですか?
きっと楽しい春のひとときを過ごせることと思いますよ。
詳しくはこちらのページでご確認くださいませ。
ゴールデンウィークイベント:丹波焼の里 春ものがたり
https://www.tanbayaki.com/event/harumonogatari2015/harumonogatari2015.html
撮影:
辻本真奈美
いこママのフォトスタイリング・フォト・パン・おもてなし教室
荒井美保
ペイントから始まる素敵なライフスタイル
撮影:船積優子
西宮・神戸・大阪★お花でハッピーパワー★フラワーレッスン&フォトスタイリング@Hanagumi船積優子
文、丹波焼コーディネーター:
よしおかりえこ
Maison de R@大阪 テーブルコーディネートで素敵なおもてなし