昨日の記事、
ブリキと赤錆で「BROCANTE」スタイル! 鉢中心で楽しむ初心者の庭
の後編をお届けします。

2年目の「BROCANTE」な庭



植物は生き物なのでやっぱり思いどおりにいかないもの。
私もやってしまいました(泣)。

 



一番の痛手はこのアカシア。
ビフォー&アフター

2年目の「BROCANTE」な庭


今年、花が咲いたのと同じ頃に枯らしてしまいました。
水が特に必要だったその時期に、長期間家をあけて
十分な水やりができなかったのが原因だと思います。

 


2年目の「BROCANTE」な庭


新入りは「ポートリンカーンワトル」というやはりアカシアの種類。

以前のアカシアは、鉢の高さの7倍近くまで育ちすぎ、
剪定のタイミングが分からないまま枯らしてしまいました。
今回も同じくアカシアですが、成長の遅い種類なのだそうです。

庭の他の植木が、オリーブやソテツなどの固いかんじなので、
バランスをとるために、やわらかい雰囲気をもつアカシアにしたのだとか。

「ラベンダーデンタータ」「ベロニカオックスフォードブルー」
「ヘリクリサム バロータ」「アレアリアプラチナム」を足元に植えて。

 

他にも一年かけて寂しく変化したもの

2年目の「BROCANTE」な庭

1・「ローズマリー」が植えられていた大きめの鉢。
 強いといわれるローズマリーを枯らしてしまったのにはショックでした。
2・ひょろりと一本だけ生き残った「ユーホルビアブラックバード」。
 寂しさ満点です。
3・「オリーブ」の木の足元。覆っていた植物が消えて・・・
4・鉄製壁掛けの「アジュガ」。頑張っていますが残念なかんじ。

 

上の写真1のアフター
2年目の「BROCANTE」な庭


新たに「西洋ニワトコブラックレース」を中心とした寄せ植え。
垂れるタイプの「オレゴントレイユ」と、「スズラン」も。

「西洋ニワトコブラックレース」は、暗めの葉の色の中に、
薄ピンクの小さな花が引き立つ大人な可愛さ。
冬は葉が落ちますが、耐寒性は強いそうですよ。

 

上の写真2のアフター
2年目の「BROCANTE」な庭


まるでトピアリーの寄せ植えみたい。素敵によみがえりました!
「スズラン」「西洋オキナグサ」を追加。
綿毛のようなものは、花の終わったものだそうですが、
鑑賞するのに可愛いのであえてこのままに。

 

上の写真3のアフター
2年目の「BROCANTE」な庭


オリーブの足元には、「チェリーセージ」
「ユーホルビアブラックパール」「フレンチラベンダー」。

控えめに咲く花は大好き!「フレンチラベンダー」は常緑ですが、
小さな赤い花が咲いている「チェリーセージ」は、
冬には上部が枯れるそうです。

春にはまたきれいな葉がでてくるので抜いてはダメとのお達しが。
言われなかったらたぶん抜いていたことでしょう(笑)。
ありがたいアドバイスです。

 

上の写真4のアフター
2年目の「BROCANTE」な庭


ほとんど枯れてしまったようにみえた「アジュガ」でしたが、
まだ大丈夫なものを丁寧に集めて左側に寄せて・・・
右端には新たに「ティアレラ」を。経過を楽しむ鉢。楽しみです。

 

残っているものを生かし、足りなくなったものを補充することで、
庭に深みが増しました。
どの鉢も初心者の私では選べない植物と、
その組み合わせのセンスがとても素敵です。

2年目の「BROCANTE」な庭



 

「BROCANTE」が提案するのは、
“緑とともに暮らしを楽しむ空間”としての庭。

私もそんな暮らしが憧れですが、それにはやはり
日ごろの手入れは必要になってきます。
庭を保つために、水やり、施肥、剪定は最低限に必要といわれますが、
さらに、植物それぞれの特性を少しでも知っていれば、
なお良いと感じました。

でもそんな植物の特性は、日々のかかわりの中で自然と
分かってくることなので、
特別に勉強することでもない気がします。
肝心なのは楽しむこと。

 

2年目の「BROCANTE」な庭


庭では驚くような発見や、感動もありますが、残念な失敗もたくさん。
でも庭づくりにゴールはないので、失敗で終わることはないんですね。

そう考えるとラクな気持ちでかかわれ、負担に思うこともありません。
庭とともにある暮らしは、まだまだ始まったばかり。
2年目の今年、これからどんなふうに変わっていくのか楽しみです。

2年目の「BROCANTE」な庭



 

フォトスタイリングクリエーター コリー
Horse eyes 350
Horse canvas~デイリースタイル暮らし術~