フードから作られる小さな物語をテーブルへ。
フードコーディネーター&フォトスタイリスト
きたじまよりこです。

 
アメリカではケールがブームとなり、
ケールサラダやケールチップスなど、関連商品も
人気があるようです。

2015年6月上旬より
株式会社ドールのケールが日本でも販売開始となり、
手に入りやすくなってきました。
野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


日本では青汁の原料に使われるくらいで、
ほとんど馴染みのなかったケール。
今年は栄養価に優れた野菜の王様「ケール」を
夏バテ対策に取り入れてみませんか?

ケールは、葉が大きすぎず、
みずみずしくハリのあるものを選びましょう。

湿らせたキッチンペーパーなどで挟み、
ジッパー付きの袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。
また生のまま袋に入れて冷凍保存も可能です。

 

ケールとバナナのスムージー

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


朝食におすすめしたいのが
「ケールとバナナのスムージー」です。

ケールの豊富な食物繊維は腸の働きを整え、
便通を良くする働きがあります。
身体のリセットと水分補給に、朝一番にどうぞ。

【材料(2人分)】
ケール 30g、バナナ 1本、りんご 1/4個、
水 100ml、レモン汁 大さじ1

【作り方】
野菜と果物は適当な大きさに切り、ミキサーに材料すべてを入れて撹拌する。

 

ケールとジャコのペペロンチーノ

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


ランチにおすすめなのが、「ケールとジャコのペペロンチーノ」。

カルシウムの多いケールとジャコで
夏疲れによるストレスを感じたときにおすすめです。
きのこ類をプラスすれば、さらに吸収率がUPしますよ。

【材料(2人分)】
ケール 30g、スパゲティー 160g、ジャコ 50g、しめじ 50g、
オリーブオイル 大さじ3、にんにく 1片、赤唐辛子 1本、
塩・こしょう 少々

【作り方】
1.にんにくは薄切り、赤唐辛子は種を取って小口切りにする。
2.たっぷりのお湯に塩(分量外)を入れてスパゲティーを表示通りに茹でる。
3.フライパンにオリーブオイル、にんにくと赤唐辛子を入れて弱火にかけ、
 にんにくの香りがでてきたらジャコとちぎったケール、しめじを入れる。
 パスタと茹で汁(100ml)を加え炒め、塩・こしょうで味をととのえる。

 

パン粉で作るケールのお焼き

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


「パン粉で作るケールのお焼き」は
おやつにおすすめです。

油で炒めることで、ケールに含まれるカロテンやビタミンEなどが
吸収しやすくなります。日焼け後のケアに食べるといいでしょう。

【材料(2枚分)】
ケール 30g、ゴマ油 適量、ポン酢 適量
A(卵 2個、パン粉 30g、削り節 2g、塩 小さじ1/4、こしょう 少々)

【作り方】
1.ケールは太めの千切りにする。
2.ボウルにAと①を入れて混ぜ合せる。
3.フライパンにゴマ油を中火で熱し、②の生地を流して両面を焼く。
 皿に盛りつけ、ポン酢を添える。

 

ケールのグリーンラムカレー

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


夕食には、「ケールのグリーンラムカレー」は
いかがでしょうか?

ビタミンB1、B2を含むケールとラム肉はスタミナをつけてくれます。
スパイスの香りで、食欲不振の改善にも。

【材料(3~4人分)】
ケール 200g、ラム肉 350g、ホールトマト 1缶(約400g)、
生クリーム 100ml、バター 30g
A(プレーンヨーグルト 100g、ケチャップ 大さじ3、カレー粉 大さじ2、レモン汁 大さじ2、砂糖 大さじ2、おろし生姜・にんにく 各大さじ1、塩 小さじ2)

【作り方】
1.鍋にAを入れて混ぜ合わせ、一口大に切ったラム肉を加えてもみこみ、
 30分以上漬ける。
2.鍋肌にバターを入れて中火で熱し①を炒め、水分が飛んだらホールトマトを
 加え、中火で15~20分ほど煮込む。
3.ケールと水(適量)をミキサーに入れて撹拌し、ピューレ状になったら
 生クリームと一緒に②に加え、中火で2~3分煮立て、塩・こしょうで
 味をととのえる。

 

ケールチップス

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


ケールを使ったおつまみ、「ケールチップス」も
ご紹介します。

ケールに多く含まれるメラトニンで、
寝苦しい夜の睡眠の質を改善しましょう。

ケールチップスはとっても簡単に作ることができます。
ケールを食べやすい大きさにちぎり、
オーブンペーパーを敷いた天板にのせます。

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


ケールにオリーブオイルと天然塩をふり、
150℃に予熱したオーブンで15~20分焼くだけです。

野菜の王様「ケール」で夏バテ対策


 

ふだんの食事に取り入れるなら
味噌汁、サラダ、おひたし、炒め物にも使ってももちろんOK。

 
蒸し暑い日が続くと
疲労感、だるさ、食欲不振になり、疲労回復力が低下します。

今年の夏は話題のケールを食事に取り入れて、
夏バテ予防をしてみましょう。

 

フードから作られる小さな物語をテーブルへ。
フード作家 きたじまよりこ
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