インテリア書家 小川翔月です。

書をもっと身近に、もっとオシャレに♪
モダンな書で個性的な白黒インテリア作りをお手伝いしています。

ここのところさまざまなSNS人気で
いろんな国の情報が入りやすくなり、
海外のインテリアに憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういうわたしも、北欧のシンプルな雰囲気が大好きで
墨っぽいデザインが素敵な
海外風のおしゃれクッションを作ってみました。
海外風のおしゃれクッションを手作りで

ついつい手間だな~と思ってしまっていたお裁縫。
調べてみると、簡単にできるクッションの作り方があるんですね。
あ、いいな!と思った好きなインテリアは、
諦めずに自分で作ってみるのがおすすめです。

海外のものは、なかなか手に入らないものもありますし、
お揃いで一気に作れるところも魅力のひとつ^^

参考にしたクッション作りのサイトはこちらです。

やり始めたら簡単で、
私はまとめて5つ作ってしまいました(笑)。

海外風のおしゃれクッションを手作りで

材料、道具は、
 ・帛書墨(はくしょぼく)
 ・お好みの幅の刷毛
 ・硯やバット(墨汁を入れるもの)



布書き専用の帛書墨(はくしょぼく)は、
洗濯しても落ちないので、クッション作りには最適です。
帛書墨(はくしょぼく)

 

生地は、クッションのサイズに合わせて準備してください。
今回は、こちらの計算でサイズを出してみました。

生地の縦の寸法:( クッションの幅(W))+ 4cm
生地の横の寸法:
( クッションの長さ(L)の3倍 ) ー ( クッションの長さ(L)の1/3 )

海外風のおしゃれクッションを手作りで

ネットで見つけた簡単なクッションの作り方を参考に

1)生地の裁断
2)アイロンで折り目付け
3)縫い線引き

まで進めます。

このとき、刷毛書きする際に
下に敷く紙(新聞紙など)にもアイロンをかけておく
ことがポイント。
下敷きの段差に引っかかって、失敗することがありません。
海外風のおしゃれクッションを手作りで

墨汁は薄めずに、刷毛にたっぷり墨を含ませて書きます。
とろっとして濃い墨なので、
バットの中で刷毛をトントン上下に動かすと、
毛は墨を含んでくれます。
海外風のおしゃれクッションを手作りで

縦でも横でもいいので、
自分が引きやすい線の向きでゆっくりと書きます。
かすれさせたいときは、腕をあげて毛先で。

墨が足りずにかすれすぎたときは、
ひたすらゆっくり線を引いてみてください。

2時間ほど、墨を乾かします。
墨が乾いたら、ミシンがけや手縫いをして、クッション完成。
海外風のおしゃれクッションを手作りで

気になるのが色落ちでしょうか。

実は、大きなクロス柄のクッションは、
制作して3日後に一度洗濯したものです。
多少色落ちはしますが、にじみはありません。

早く乾かそうと思って、薄め、かすれ気味に書いたものは、
ちょっとみすぼらしくなってしまいました…。
ですので、制作するときにしっかり濃淡をつけておくと、
洗濯後でもインパクトのある柄が保てると思います。

海外風のおしゃれクッションを手作りで

ちなみに、洗濯前の濃さはこのくらいを目安に^^



もっと期間を置いてから洗濯したら、墨はより定着していると思います。
念のため、他の衣類とは分けて洗濯してくださいね。
ご家族やお客様に「これ、墨で書いて作ったの!」って言ったら、
きっと驚かれるはず!
お好きな柄を描いて、愉しんでみてください。

 
海外風のおしゃれクッションを手作りで

インテリア書家&フォトスタイリスト
小川翔月
魅せるインテリア好きな人が選ぶ世界で一つだけの眺めたくなる書
きれいな字が書けるコツ伝授! 今日から始めるおうち書道
デザイン書道家小川翔月