こんにちは! フォトスタイリスト窪田千紘です。
今日は、写真が上手くなる人と
そうでない人の特徴という話をしたいと思います。
フォトスタイリングでは、会員だけが利用できる
フォトスタイリング練習道場SNSがあるのですが、
その中で、これまでアップされた練習写真は
2万件以上になります。
それを、ず~と見続けて感じる傾向は
上手くなる人 イコール アドバイスを聞く耳を持つ人
上手くならない人 イコール アドバイスを聞けない人
この2つに分かれます。
フォトスタイリングをはじめて、
数カ月であっという間にプロ級になる人は、
「ここをこうやるのね~なるほど~」
「こっちの方がいいのですね、了解です」
という具合に
一つのアドバイスから
砂地に水がしみ込むようにどんどん上達していきます。
一方、なかなかうまくならない人は
「こうやる方が、より素敵に見えますよ」 といっても、
「私はそう思いません!!!なぜですか?」
「こんなに私の作品には才能あふれているのに!!!!」
「どこがいけないのですか!!」
という風にまったく耳をかそうとはしません。
そのたびに、
講師は丁寧に理由や別のやり方をお伝えするのですが、
「私のセンスがいけないのですか!!」と
食ってかかるか、
逆に言われたことに対して
「ど~ん」と落ち込むかのどちらかです。
人数にしたら数千人、写真にしたら数万点見てきているので、
私たちからすると、
「あ~ こっちのパターンの人ね」という風に感じながら対応します。
正直、年間でもかなりこちらの人に会うので、
ちょっともったいないです。
というのは、
上手くなる人は、一つのアドバイスでも、
そこにあるメソッドや技術を、どんどん受取ろうとします。
言葉を変えると、「持っていく気満々」です。
でも、上手くならない人は、
「持っていく気が全然ない」(笑)
私は正しい!!!
落ち込まさせられた~~ という思いで、気持ちがいっぱいいっぱい。
これは、写真だけでなく、おそらく仕事や何かの技術習得などでも
同じだと思いますが、
すごくもったいないです。
時間とお金を投資しているので、
しっかり「持っていく」姿勢でいいと思います。
そうこうしているうちにも、上手くなる人は、
「私は正しい!」「分かって~」という思いはなく、
無駄な時間を一切、使わずに、
たくさん、たくさん受け取っていきます。
フォトスタイリングでは
伝える情報は、みな同じです。
でも、そこからどれだけ「持っていけるか」は
それぞれの姿勢にかかっている・・・
時間とお金を投資したのだから、
存分に味わい尽くしたほうがいいです。
一生ものですから^-^
文 窪田千紘
窪田千紘オフィシャルブログ
スタイリング ササキトモコ
撮影 南都礼子
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