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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

だんだんと秋が深くなってきました。
街中の木々の葉が少しずつ色づき始め、
ススキの穂がひらき、日の光を受けてキラキラと輝く様子は、
とても美しいですね。

そんな秋の自然の風景を、家の中でも楽しんでみませんか?

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ここ最近、花やインテリアで使われている「シャンペトル」という言葉。
耳にしたことありますか?
フランス語で「シャンペトル(champêtre)」とは、田舎風と訳されます。

野原から草花を摘んで束ねたような・・・
そんな楚々とした雰囲気が感じられるのが、特徴的なスタイルです。
 

ポイントは、いつもの花あしらいに、
一見すると雑草?と思われるような、草花を一緒にアレンジすること。

今回は、グラミネ(graminées=穂もの)と呼ばれる、
秋のイネ科の植物を加えました。
 

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左からススキ、レッドラブグラス、小麦、パニカム、
パープルファウンテングラス。

これらの品種は、花材として流通している種類のものです。
もちろん、道端に雑草として生えているグラミネを入れてもいいですね。

花は、左から白バラ、白いコスモスをアレンジしました。

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グラミネの穂の色、ベージュやグレージュ色を引き立てるために、
花の色はシンプルにすると、すっきりと、まとまってきます。
 
今回は、バラもコスモスも、白で統一しました。

 
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グラミネを入れなくても、もちろんステキですが、
これらの穂ものを加えることで、
より秋らしい自然な風景が感じられるアレンジとなります。

 

【花器の合わせ方のポイント】

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主役の自然な雰囲気を活かすように、
花器は、ガラス素材や、ストーンの石の素材など、
ナチュラルな印象のものを選ぶこと。


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シンプルな直線ラインの花器は、
人気の北欧風や、ナチュラルモダンなインテリアスタイルに、
合わせやすいです。


秋風にそよぐような、
そんなシャンペトルスタイルな花あしらいを、
ぜひお楽しみ下さい♪

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フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ