ペイントショップオーナー&フォトスタイリストの荒井美保です。
アニースローンペイントの販売店をしています。
イギリス生まれのアニースローンペイントを使った
インテリアアイディアをお届けしています。

前回はいすを塗替えて、再利用する方法をご紹介しました。
紹介記事はコチラ ↓



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今あるものに手を加えて、価値を上げるものにすることを
「アップサイクル」と呼び、欧米で盛んになってきています。

日本でもDIYで付加価値をつけていく人が増えていますね。
私は大人女子のためのアップサイクルを発信しています。

今回はいすの記事にも登場した
木製のウォールフレームを使ったアップサイクルな塗り替えをご紹介。
色を加えることで、インテリアディスプレイがぐんと楽しくなります。

 
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こちらはチーク材のフレームです。
もともとナチュラルな感じで、そのままで飾るのも素敵ですが、
色をつけることで少し明るい印象になり、
部屋のテイストにも幅ができますよ。

 
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複数のフレームをそれぞれ違う色にペイントすることにしました。
色を変えたい場合は、
色のトーンを合わせると、統一感が出てきます。

今回は薄いピンクの色に合わせて、
ブルーとブルーグリーンの色に白を足し、トーンを揃えます。

使った色は、
アニースローンのピンク⇒(アントワネット)
ブルー⇒ (ルイブルー)
ブルーグリーン⇒(ダークエッグブルー)に
白⇒(オールドホワイト)
分量はお好みです。


 
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アニースローンペイントは水を混ぜないで塗っていきます。
隅や細かい場所は細い筆に替えて塗ります。
濃度が濃いので2度塗りなしであっという間に塗れます。
 

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塗り終わった筆は水で流し、干せばOKです。
乾けばすぐに飾れます。


飾り方のバリエーションをご紹介しましょう。
 

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庭や野で摘んだ花、短くなった花などを、
小さなガラスなどに入れて飾ります。
フレームも含めての雰囲気を楽しむので、少ないお花でも気楽に飾れます。


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エアープランツを余白を感じさせながら飾る提案です。

エアープランツは水が常時いらないので、飾りやすいですし、
フェイクもあります(上のボックス)。
市販のフェイクのエアープランツに、
アニースローンペイントで色をかけるとより本物っぽくなりました。
よく植物を枯らしてしまうという人は
フェイクをうまく使うのも、おすすすめです。


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縦に重ねて飾ると場所をとらず、1つの空間として楽しめます。
後ろについているフックをねじで止めて固定すれば、倒れません。

多肉植物を入れて飾っていますが、
缶は、スイートコーンの空き缶をアニースローンペイントで塗りました。
リメ缶もアニースローンペイントでペイントすれば、
濃度が濃いのであっという間に完成します。

色がやさしいので、男前インテリアというよりは大人女子のためのリメ缶です。


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1つだけを飾る場合は、スツールに置くのもインテリア空間が生まれます。
お好きなものを入れて飾って。


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もともとは壁掛け用フレームなので、
壁にかけて飾ると、面として楽しめる空間になります。
押しピンフックで十分に固定できるので、気軽に飾ることができます。

ペイントを使ったアップサイクルは、
飽きてきたら上からすぐ塗り替えられるのも、うれしいところ。
すべて同じ色で塗って、
中のもののテイストを合わせるのも面白いと思います。


好きな色で塗り、好きなものを飾る。
これはささやかな幸せです。 

ペイントでライフスタイルを変えてゆきませんか?
アップサイクル生活を応援しています♪


 

    

アニースローンペイント販売店 チェリービーンズ(荒井美保) 
 (ウォールフレームはショップで販売中)

ペイントショップオーナー&フォトスタイリスト
荒井美保
cherrybeans

Blog:ペイントから始まる素敵なライフスタイル