あそび育研究家 ケンプ晶子です。
こどもと五感を使って遊ぶアイデアをお伝えしています。
こどもが自分でできるポイントもご紹介しています。
娘が通う幼稚園では、
年長さんがクロスステッチをして作品を作っています。
年中の娘はクロスステッチが憧れで、
「私もやりたい、やりたい~」
でも、布にクロスステッチするためには
1.布を持つ
2.図柄と照らし合わせながら縫う
3.細かいところに針を刺す
などなどいろいろ難しいポイントが^^;
そこで、前回ご紹介したなみ縫いの時と同じようにまず
1.布 → 紙に
2.図案を見ながら布に刺す → 図案を紙に書いてしまう
3.図案が細かい → 図案を大きく
というように、こどもが自分でできるよう工夫してみました♪
あそび育★こどもとつくろう!なみ縫いステッチのクリスマスカード
【材料と道具】
・ハガキサイズのクラフト紙(無印)
・和紙素材のハガキ
・白の刺繍糸
・グレーの毛糸
・毛糸のとじ針
・目打ち
※先が細めの物が使いやすいです。
クッション材のついた両面テープ
・テープ
・定規
・鉛筆
・赤鉛筆
・羊毛フェルト用の台
なみ縫いで少し慣れてきたので、
厚紙ではなくハガキサイズのクラフト紙にしました♪
12×8.5cmと10.5×5.5cmにクラフト紙をカット、
小さな方にメッセージを書きます。
図案は、初めは一色で柄が密集したもののほうが、
刺す作業に集中できるのでオススメです。
正方形を並べて、図案を描きます。
バッテンも描くと、縫うところがわかりやすいです。
針の穴を開けるところに点を書きます。
最後に毛糸を通すところは、あとで穴を開けた方が分かりやすいので
赤で印をつけておきます。
和紙素材のハガキにはクラフト紙を貼る位置を鉛筆で書き込んでおきます。
ここまでは大人が準備。
いよいよこどもの出番です。
グレーの点に穴を開けていきます。
目打ちは尖っているので気をつけください。
羊毛フェルトの台をつかうと穴を開けやすいです。
ダンボールやフェルトを重ねたものでもOKです。
穴を開けたら、刺繍していきます。
刺繍には毛糸用の針を使うのがポイント。
針穴が太くて、針先が丸くサイズも大きいので
こどもが持ちやすいです。
糸通しにもチャレンジ。
糸を通して半分にし、玉留めします。
カードを平らに仕上げるためには
玉留めしないほうがいいのですが、
つい糸をぐっと引っ張って、抜けてしまうので
玉留めが安心です♪
糸の長さは30cmから40cmくらい。
たくさんつかうので
ながーくしたいところですが
絡まってしまうので
何度も糸を継いだほうがスムーズにできますよ。
左側の上から2つ目の穴から針を出し右斜め上に。
裏に返したらすぐ下の穴に針を刺して表に出します。
表がわにしたら、
右斜め上に針をいれます。
これを繰り返して端までいったら、
右下から左斜め上、うらから真下にと繰り返します。
このパターンが慣れるまでは難しいですが、
一度わかると、ゲームのようで病みつきになります~。
二段目は一つ下の穴から針を出します
糸がなくなったら裏に糸を引いて縫ったところに通します。
新しい糸を準備して玉留めして続きから縫っていってください。
クロスの部分を全部刺し終わったら
リボン飾りになる毛糸を刺します。
裏から刺して上→下→右→左といって
また上に戻ってきます。
リボン結びをします。
裏に出ている糸の端をテープで留めます。
和紙素材のハガキに貼ります。
こどもがどこに貼ればいいのか自分でわかるように
あらかじめ線を引いておくのがポイント。
メッセージも貼り付けます。
クッション材がついた厚地の両面テープをつかうと
立体感がでますよ。
完成です~。
慣れてきたら、
クロスステッチの本をみて図案を選んでもいいですね。