暮らしのフラワーフォトスタイリスト
すずきみさえです。
野の花・庭花・道端の花のアレンジを
研究・ご紹介しています。
毎年ご好評をいただいているクリスマスツリーレッスン。
いつもの月以上に喜ばれるレッスンです。
昨年もご紹介しましたが、
その時の記事はこちらです。
より作りやすく考えたので今回もご紹介させていただきますね。
私は庭から摘んできたもの、拾ってきた実、
インテリアの一つのエアープランツを使って作ってみました。
花代0円、0円アレンジです♪
材料のご紹介です。
コニファーは庭植えのブルーヘブンを使いました。
いろいろな種類があるので、お庭やベランダのコニファーでOK!
コニファーを植えてないわ~と思われた方は
1mぐらいの大きさのヒムロ杉1本で作れます。
こちらはお花屋さんで購入できます。
使った量は両手でつかむことのできるくらい。
約30cmの長さ10本程度です。
足りなくてもカットすればいいので♪
庭摘みのいいところだと思ってます。
その他の材料は
ストック(3本)、ネメシア(6本)、千日紅(6輪)、ダスティーミラー(4本)
エアープランツのチランジア・ウスネオイデス(50cmくらいのもの2本)
木の実はヤシャブシ(3本)を使いました。
ホワイトアレンジにしようと、花は白で統一。
ガーデンやベランダの花の様子を見て
花色は決めるといいかと思います。
ピンクアレンジやパープルアレンジなどもできそうですね。
作り方は
素焼き鉢は5号サイズ(口の大きさ、約15cm)
水漏れ防止にセロファンをしきました。
セロファンの変わりにビニール袋などでもOKです。
吸水性スポンジは1本の2/3を使います。
こちらも花屋さんで購入できます。
ボウルなどにお水を溜め、ポトンと落として水を吸わせてください。
そのとき、早く水を吸わせようと力を加えると
まわりは濡れていても、中は水を含んでいない状態になるので
自然に浸かるまで待っててくださいね。
吸水性スポンジを立てて鉢に入れます。
ちょっと力を加えると、きゅきゅっと入ります。
半分が鉢の上に出るので、出た部分を富士山型にカット。
セロファンは鉢のふちギリギリで切ります。
富士山頂上^^
てっぺんの中心に1本立てます。
真っ直ぐなものがなく少し曲がっていますが、このくらいなら大丈夫です。
高さは鉢の高さの2.5倍くらいになるように。
底辺の部分は鉢のふちのまわりに挿します。
ふちから3cmほど出るように。スポンジに挿す部分を含めると
6~7cmになりました。
上から見たときに丸くなっているようにして下さい。
枝の挿し方は、中央の1点に向かって挿すイメージで、
中心の枝に対して高い位置のものはオアシスに鋭角に挿し
低いところは鈍角に挿します。
途中経過です。
円錐になるように形を作ります。
鉢を回しながら挿して下さいね。
挿す枝の穂先が、それぞれの角度を保ちながらも
中心の枝の先端に向かうようにするとまとまり感がでます。
こちらで土台のツリーが出来上がり。
花をこれから活けるので
このように吸水性スポンジが見えるくらいでちょうどいいです。
花、葉を”オーナメント”と思って挿していきます。
面積の(花・葉の大きさ)大きいものからいけるとやりやすいです。
ダスティーミラーが大きいので、いちばん最初に活けました。
下の方ほど分量は多く、上にいくにつれて小さくします。
葉を取って小さくして下さいね。
次にストック。
どこに挿したらいいか分からないときは
ツリーのオーナメントをつける気持ちで気軽に入れてみて下さい。
同じように千日紅、ネメシア、ヤシャブシを
バランスよくつけて?!みました^^
花が足りなかったので急遽
ジニア(夏からず~っと咲いているんです)をカットしてきました。
ねっ、
庭花アレンジは足りなくなったらすぐに採りにいけるのがいいんです。
最後に雪を散らすように
エアープランツのチランジア・ウスネオイデスをふんわりと巻きました。
実質0円のクリスマスツリーが完成!です。
1台あるだけでクリスマス気分が盛り上がります。
コニファーを育てている方は、
おうちの植物でできる
手作りクリスマスツリー、ぜひお試しください。
すてきなクリスマスをお迎えくださいませ^^
暮らしのフラワーフォトスタイリスト
すずきみさえ
Blog:野の花・庭花・道端の花 アトリエボヌール
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