湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

クリスマスまであと少しですね。

クリスマス直前でも間に合う!枝で作る簡単な星形オブジェと、
花の色合わせ、選び方について、ご紹介します。

noda_20151222_004


クリスマスといえば、赤&グリーンのメインカラーを思い浮かべますが、
色味を抑えて、ナチュラルな素材だけで作るディスプレイもおすすめです。
ほっこりとした、暖かい雰囲気になります。

ポイントは、枝や松ぼっくりなど、自然素材を活かすこと!
そして、緑を入れずに、
白&茶系だけでまとめると、すっきりとした印象になります。

 
noda_20151222_005
 
ブーケに使った花材は、
(左上から時計回りに)
白いダリア、松ぼっくり、ヤシャブシの枝、コットン白と茶色、
シルバーリーフのダスティーミラー。

花色配色のポイントは、
ナチュラルカラーでまとめること!

ナチュラルカラーは、ベージュや茶色など、
土、砂、木など、自然物をほうふつとさせる色合いのこと。

枝など自然素材を活かすのが特徴的な、花色の組み合わせです。

 
noda_20151222_006

今回のメインフラワーは、白いダリア。

枝や松ぼっくりなど、自然素材だけでまとめると、
ちょっと地味な印象ですが、
主役となる、やや大ぶりの花が入ることで、
華やかな雰囲気になります!

葉物は、シルバーリーフのダスティーミラーを使いました。

和名は、シロタエギク。
フェルト素材のような、フワフワとした質感が特徴の葉です。
ガーデン用の苗でよく出回っているので、それを切って使うのもいいですね。


このブーケに濃い緑色が入ると、
ほっこりとしたナチュラル感が、出なくなってしまうので、
葉ものを入れるときには、銀葉と呼ばれる、
淡いシルバー系の葉を入れるのがポイントです。

他には、ユーカリや、ラムズイヤーもおすすめですよ。


松ぼっくりは、ごつごつ。
コットンは、モコモコやわらか。

質感の違う、自然素材をいくつか入れると、
表情豊かに、楽しい雰囲気にまとまります。

 
noda_20151222_007
 
一緒に「星形のオブジェ」を作ってみました。
今年は、バーンスターなど、星形が流行していますね!

こちらは、枝5本で簡単に作れます。

 
noda_20151222_001

 
【作り方】
1.枝を5本、用意します。
2.枝の先端を、2本合わせて、麻ひもで結んでいきます。
3.星形になるように、5本の先端を結んだあと、
 中央で交わる部分も同様に、結んでとめていきます。
4.華やかにする場合は、電飾を用意します。
 ここでは、IKEAのライトを使いました。
5.星形オブジェに、ぐるぐると巻きつけて、完成です!
 灯りをつけると、あたたかな雰囲気に♪
 寒い冬も、おうちでぬくぬくとした気持ちになれそうです^^

枝や、松ぼっくりは、拾ってきたものを使うのもいいですね!
 
白・ベージュ&茶色の色合いは、
ナチュラル系のインテリアに、よく合います。

シンプルに色味を抑えた花色なので、
クリスマスを過ぎても、冬の間飾っておけます。
寒い冬は、ほっこり暖かな雰囲気をお楽しみ下さい♪

noda_20151222_002



フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ




冬の花色配色は、こちらも参考に!

 【冬の花色配色】ホワイト&グリーン 映画のワンシーンのようなクリスマスの飾りつけのコツ

クリスマスのおもてなしに! 5分で完成?! 切って置くだけテーブルアレンジ