インテリアフラワー&ボックスデザイナーの松本 真寿美です。
もうすぐクリスマス~♪
街中はクリスマスソングが流れ
ショップのクリスマスディスプレイを観ると
子どもも大人もワクワクしますね。
私は、毎年お気に入りのクリスマスオーナメントを買い足して
家のディスプレイを楽しんでいます。
今年も、3年前にカルトナージュで作った
クリスマスツリーボックスを出してきました。
3年前のディスプレイはこんな感じでした。
クリスマスツリーボックスは、そのまま飾れて、
オーナメントの収納にもなる、一石二鳥のボックスです。
飾るときにには蓋は邪魔になるので
蓋もツリーオブジェとして飾れるデザインにしました。
形はシンプルに二等辺三角形です。
蓋は壁に掛けてもいいし、このように椅子の上に置いてもよし、なんです。
白い布は遠くから観ると 地模様の柄がはっきりしません。
そこで、リボンやブレードなどで装飾することをお勧めしています。
仕上げには、雑貨屋さんで見つけたクリスマスチャームを
リボンの上につけました。
箱の内側は皮のような質感の
スキバルテックスという紙製の製本クロスを貼りました。
切りっぱなしで貼れるので、カルトナージュではよく使われるアイテムです。
箱の中は、布を貼ると光を吸収するので
白っぽく光を反射する、光沢のあるスキバル紙をセレクトしています。
スキバル紙のおかげで光が入り、
棚として飾ったとき、中がどんより暗くなるのを防いでいます。
箱は立ててもぐらつかず、安定のいい深さにし、
仕切りも多めに、オーナメントのサイズに合わせて段違いにして
遠くから観てもバランスよく仕上げています。
外側の布は、雪のイメージでホワイトです。
カルトナージュのボックスは厚紙と布で仕上げますが
ボンドを全面に塗るので、乾くと板のような強度が出ます。
飾りたいもののサイズに合わせてつくることができ、
お気に入りの布を貼ると、自分好みの箱となるのも魅力。
丈夫で長持ちするカルトナージュで
愛着のもてる一品を手に入れてみませんか?
松本 真寿美