湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

今年の冬は、スワッグの飾りつけをよく目にしました。
スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」の意味です。

クリスマスシーズンには、リースと並んで人気の飾りですが、
リースよりも、簡単に作れるんですよ!
そして、壁飾りだけでなく、
サイズ違いで作れば、いろいろな用途に応用できます。

クリスマス後の、お正月にも使える!スワッグ作りをご紹介します。
 
noda_20151225_009

スワッグに必要な材料は、
モミやスギ、ヒノキなどの常緑針葉樹。

これらの花材は、冬の間ずっと枯れずに飾っておけます。


花材は(左上から時計周りに)
ブルーアイス、ヒノキ、ゴールドのペッパーベリー、
ヒムロスギ、オレンジ色の実がついたヤドリギ、ブルーバード、
ゴールドの松ぼっくり、を揃えました。

noda_20151225_010
 

今回の花色配色のポイントは、
針葉樹のグリーンに、ゴールドの素材を入れること!

グリーンだけでも、シックで素敵ですが、
クリスマスやお正月などホリデーシーズンには、
華やかさも感じたいところ。

そこで、ゴールドにスプレーされた、
松ぼっくりと、ペッパーベリーを加えました。

この時期は、ゴールドだけでなく、
シルバーやラメ色など、
華やかな色にスプレーされた花材が出回っています。

普段は、なかなか手に取ることがない花材かと思いますが、
イベントの時期には、ぴったりの色合いです。

noda_20151225_001
 

スワッグの作り方は、とても簡単です。
重ねて、置いていって、最後に束ねるだけ! 
難しいテクニックはいりません♪

ここでは、ドア飾り用のスワッグの作り方をご紹介します。
材料は全部そろえなくても、あるものでOK!
小さいスワッグを作るときは、材料はこれよりも少なくて大丈夫です。

noda_20151225_002


1.一番長い針葉樹のグリーン(ブルーアイス)を下へ置きます。
2.2番目に長いグリーン(ヒムロスギ)を隣に並べます。
3.次に中ぐらいの長さのグリーン(ヒノキ)を重ねて置きます。
4.長さ順にどんどんと重ねていきます。(ヤドリギ)
5.一番短いグリーンを足元に重ねます。(ブルーバード)
6.ゴールドの素材を足します。(ペッパーベリー)
7.松ぼっくりは、ワイヤーをかけて長さを出し、足元に添えます。
8.紐で束ねて、しっかりと巻きます。
9.リボンを結んで完成です!
 
noda_20151225_003



ドア飾りのスワッグよりも、小さいサイズでしたら、
椅子の背に飾るのに、ぴったりです。

パーティなど、特別なおもてなしに!

noda_20151225_004
 

もっと小さいサイズのスワッグでしたら、
プレゼントボックスの、ワンポイント飾りにおすすめです。
どれも同じ作り方で、サイズ違いなだけです。

 noda_20151225_005



クリスマスが終わったら、
そのまま、お正月飾りにも応用してみましょう。
用意するのは、
しめ縄飾りの何もついていない飾り。
和の紐。

noda_20151225_006
 

小さなスワッグを、しめ飾りにワイヤーでくくりつけます。
和の紐で結んで、完成です!
とっても簡単で、華やかな、しめ縄飾りに。
フレッシュな花材を使ったしめ飾りは、特別感がありますね。
 

noda_20151225_007
 

クリスマスからお正月にかけては、
ゴールドを入れた華やかな花色を、
ぜひお楽しみ下さいませ!


フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ




冬の花色配色は、こちらも参考に!

 【冬の花色配色】ホワイト&グリーン 映画のワンシーンのようなクリスマスの飾りつけのコツ
クリスマスのおもてなしに! 5分で完成?! 切って置くだけテーブルアレンジ