湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。
今年の冬は、スワッグの飾りつけをよく目にしました。
スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」の意味です。
クリスマスシーズンには、リースと並んで人気の飾りですが、
リースよりも、簡単に作れるんですよ!
そして、壁飾りだけでなく、
サイズ違いで作れば、いろいろな用途に応用できます。
クリスマス後の、お正月にも使える!スワッグ作りをご紹介します。
スワッグに必要な材料は、
モミやスギ、ヒノキなどの常緑針葉樹。
これらの花材は、冬の間ずっと枯れずに飾っておけます。
花材は(左上から時計周りに)
ブルーアイス、ヒノキ、ゴールドのペッパーベリー、
ヒムロスギ、オレンジ色の実がついたヤドリギ、ブルーバード、
ゴールドの松ぼっくり、を揃えました。
今回の花色配色のポイントは、
針葉樹のグリーンに、ゴールドの素材を入れること!
グリーンだけでも、シックで素敵ですが、
クリスマスやお正月などホリデーシーズンには、
華やかさも感じたいところ。
そこで、ゴールドにスプレーされた、
松ぼっくりと、ペッパーベリーを加えました。
この時期は、ゴールドだけでなく、
シルバーやラメ色など、
華やかな色にスプレーされた花材が出回っています。
普段は、なかなか手に取ることがない花材かと思いますが、
イベントの時期には、ぴったりの色合いです。
スワッグの作り方は、とても簡単です。
重ねて、置いていって、最後に束ねるだけ!
難しいテクニックはいりません♪
ここでは、ドア飾り用のスワッグの作り方をご紹介します。
材料は全部そろえなくても、あるものでOK!
小さいスワッグを作るときは、材料はこれよりも少なくて大丈夫です。
1.一番長い針葉樹のグリーン(ブルーアイス)を下へ置きます。
2.2番目に長いグリーン(ヒムロスギ)を隣に並べます。
3.次に中ぐらいの長さのグリーン(ヒノキ)を重ねて置きます。
4.長さ順にどんどんと重ねていきます。(ヤドリギ)
5.一番短いグリーンを足元に重ねます。(ブルーバード)
6.ゴールドの素材を足します。(ペッパーベリー)
7.松ぼっくりは、ワイヤーをかけて長さを出し、足元に添えます。
8.紐で束ねて、しっかりと巻きます。
9.リボンを結んで完成です!
ドア飾りのスワッグよりも、小さいサイズでしたら、
椅子の背に飾るのに、ぴったりです。
パーティなど、特別なおもてなしに!
もっと小さいサイズのスワッグでしたら、
プレゼントボックスの、ワンポイント飾りにおすすめです。
どれも同じ作り方で、サイズ違いなだけです。
クリスマスが終わったら、
そのまま、お正月飾りにも応用してみましょう。
用意するのは、
しめ縄飾りの何もついていない飾り。
和の紐。
小さなスワッグを、しめ飾りにワイヤーでくくりつけます。
和の紐で結んで、完成です!
とっても簡単で、華やかな、しめ縄飾りに。
フレッシュな花材を使ったしめ飾りは、特別感がありますね。
クリスマスからお正月にかけては、
ゴールドを入れた華やかな花色を、
ぜひお楽しみ下さいませ!
フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ
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