暮らしのフラワーフォトスタイリスト
すずきみさえです。
野の花・庭花・道端の花のアレンジを
研究・ご紹介しています。
もう、お正月がそこまで来てますね^^
お花のご用意はお済みでしょうか。
今回は庭のスイセンをメインにして、お正月アレンジをつくりました。
歩道の植え込みの隅にもよく見かけます。
古くから親しまれているので、身近な花ではないでしょうか。
和花のイメージもあり、
お正月のアレンジにも、サブの花としてよく使われていますね。
そのスイセンをメインにして
可愛さがアップできるようにアレンジしました。
材料をご紹介します。
スイセン、白い小花はマトリカリア、グリーンの葉はミント、
庭に植えてある松、拾ってきた松ぼっくりです。
スイセンは夫の実家からいただいてきました。
スープの冷めない距離にあるので ちょこちょこ行ってはカット。
勝手に 第2の庭です^^
ミントは、夏の終わりに刈りとりましたが、早くも芽が出ています。
茎のしっかりした葉がおすすめ。水が簡単にあがります。
寒い地方では出ていないかもしれませんね。
代わりになる葉は ミントのように丸みのある葉が一層 愛らしくなります。
スイセンの花が小さいので、
葉も小さいものを選んでバランスをとって下さいね。
マトリカリアはお正月の寄せ植えにいれました。
切り花として、背の高いものが花屋さんで売られてます。
庭花アレンジをするので
切り花で売られている花が苗で買えると、ちょっとお得感を感じてます。
カットしてもまた出てくるので^^
松はお正月に神様が来る目印になるように入れたいですね。
わが家の松は
手入れが行き届かないので躊躇せずにカットできるのですが^^
松1本買ってきてもいいかと思います。
花器として使ったのは、ダイソーのお重箱です。
では、作り方をご紹介しますね。
吸水性スポンジを全面に敷きつめます。
お重の高さと同じにしたら、水やりにストレスを感じました。
気持ち低めにセットすると水やりに困らないと思います。
松を奥に活けます。
松を中央よりに活けると 他の花材が入れづらくなります。
お重の1/4ぐらいでおさまるようにするのが目安です。
スイセンを中央から手前側に挿します。
上の方の茎は空洞になっています。
そのような形のものは折れやすいので斜めカットではなく、真横にカット。
挿すときのダメージが少ないです。
マトリカリアとミントを入れながら、松ぼっくりも飾ります。
松ぼっくりはワイヤーをつけてくださいね。
ワイヤーのつけ方をお伝えします。
ワイヤーは#24か#26の太さがいいです。
松ぼっくりは下の方のすき間にワイヤーを入れてワイヤーを一周半回します。
ワイヤーが対角線にでるので 下ろし
ひとまとめにして ねじります。
こうしてからアレンジに入れてくださいね。
オアシスを隠すように花や葉を入れます。
スイセンの葉を傷めないように そ~っとよけながら活けて下さい。
花代0円のお正月アレンジの完成です!
庭花のスイセンでアレンジいかがでしょうか。
吸水性スポンジを触って
指にぴちゃっと水分を感じなかったら、水を注いで下さいね。
吸水性スポンジに活けるのは面倒だわ~と思われた方は
空き瓶や食器を使って
ちょっとだけ、シンメトリー(対称)を意識して飾ってみるのはいかが?
松を両脇に。中央はスイセン。その脇に松ぼっくりと橙を。
飾ってから少し離れて確認してね。
そのときに、位置を微調整してください。
橙は、冬に熟した果実が年を越しても落ちずに
2、3年なり続けることから 『代々』と呼ばれたとされています。
『代々栄える』という願いから縁起がよいとされています。
橙はないわ~と思われた方も大丈夫。
おみかんで金運アップ!はいかが?^^
フォルムはみかんの方がかわいいです。
スイセンは柑橘系に似合います♪
庭のスイセンで気軽にお正月アレンジはいかがでしょうか。
ぜひ、お試しください。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。