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みずたま雑貨店の宮田智恵子です。
現代の暮らしに取り入れられる
『歳時記のある暮らし』を提案しています。
今日は、お正月の鏡餅の飾り方をご紹介します。


鏡餅は年神様へのお供え物。
年に一度、鏡餅に年神様が宿るとされてきました。
また、『橙』は「代々」とも書き、家系代々の長寿や繁栄を願います。


正式には、三方(さんぽう)と呼ばれる
折敷に台がついたお供え用の器に飾りますが
新たに購入するのはためらいますし、その後の収納場所にも困ります…


正式な決まり事からははずれますが
お皿や雑貨を代用して、鏡餅を飾ってみました。


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スペースがなくても飾れる
小ぶりな鏡餅(直径8cm)に合わせて選んだのは、
鍋敷き、白磁の角皿、アルミトレイ。


新たに購入する場合も、
ふだんの暮らしで活躍しそうです。


 
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鍋敷き(直径17.5cm)
自然素材の丸い鍋敷き。
鏡餅のころんとした形に合わせてみました。
ナチュラルで柔らかい印象に。

 
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白磁の角皿(17.5cm角)
正方形の白磁のお皿は、三方の凛としたたたずまいに通じます。
清潔感のある白が、鏡餅の白を引き立てます。


 
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アルミトレイ(19×11.5cm)
思い切って金属と合わせてみました。
カジュアルな雑貨感覚で楽しむなら、これもありかも…^^

ピカピカのステンレスではなく、
鏡餅の白色に馴染むように
ツヤ消しのアルミを選んだのがポイントです。

簡略化しましたが、
年神様を迎える気持ちは忘れずに
心をこめて飾りました^^


鏡餅は1月11日の
『鏡割り』の日まで飾りますよ。
お餅を頂くのが楽しみですね。


昔の決まりごとに尻込みして何もしないより、
忙しい毎日ですが、できる範囲で
季節のうつろいや行事を楽しんでいけたらと思います。


今年もわずかですね。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えください。


日本のアンティークと片づけと暮らし
みずたま雑貨店
宮田智恵子