インテリア書家 小川翔月です。
点と線でつくる手書きアートのアイデアを
お伝えしています。
新しい年を家族、親戚そろってお迎えの方も多いでしょうか。
久しぶりにおじいちゃん、おばあちゃんに会える嬉しさがありつつも、
子どもたちの楽しみの一つは、やっぱりお年玉なのかもしれませんね。
このお年玉を渡すときに使う‘ぽち袋’。
ちょっとしたお礼や、ママ友さん仲間での集金など
意外に‘ぽち袋’が必要なことってありませんか?
と言っても、年末年始の時期に出まわるものは年中使えません。
今回は、普段使いもできるお年玉用のぽち袋の作り方をご紹介します。
材料は100円ショップで揃えられるので、オススメです^^
100均セリアで揃えた材料は、この2点。
・手もみ和紙
・水引
【準備するもの】
・和紙(16cm×16cmにカット)
・水引(15cmにカット)
・厚紙
・トレーシングペーパー(和紙の残り紙で代用可能)
・定規 ・ハサミ ・コンパス ・カッター
・筆ペン ・のり、ボンド
【作り方】
厚紙をカットして、台紙に使います。
小さい台紙は、大きい台紙から切り出したもので
これが、ぽち袋のサイズになります。
ほかは、適当に好きな模様の型を好きな大きさで切り抜いておきます。
では、ぽち袋を作っていきましょう。
和紙の上にぽち袋サイズの台紙を乗せて折ります。
台紙はのりしろ分を1.5cmくらい残して置いてくださいね。
台紙に沿って折るので、毎回サイズを計る必要がありません。
面倒でも一度台紙を作っておくと便利です^^
のりづけします。
袋の下部分のふたを作るため、両端に切り込みを入れます。
折りめをつけて、カットします。
残ったのりしろ部分を斜めにカットします。
のりづけして底部分は完成です。
次に、袋の上部分を作ります。
台紙より大きい部分、両端に切り込みを入れます。
袋の裏に来る部分を折り込みます。
折った部分は全部ではなく、半分ほど残してカットします。
残した部分は、封入口を補強するために使います。
両端を斜めにカットします。
台紙を取り出して、袋の内側にのりづけしましょう。
ここからが、袋のふたになる部分です。
あえて、左右バランスを変えてカットしてみました。
少し長めのふたになるのですが、
のりづけしないで使えるように、点線部分に切り込みを入れます。
台紙を入れて、袋の裏になる和紙1枚だけをカットします。
ふたになるところを切り込みに入れて。
のりづけなしで何度でも使えます^^
ぽち袋に台紙を、好きなところへ乗せます。
中に、ラインやドットを手書きして、模様を描き込んでいきます。
枠を作っているのでキレイに描けます。
和紙の凹凸が、変化のあるいい感じのラインを自然に出してくれますよ。
次に水引を結びます。
今回作ってみたのは、8の字結びとあわじ結び。
難しそうですが、意外に簡単にキレイに作れます♪
手先が器用でない方は、水引の長さを長めにとって
後から余分な分をカットすると良さそうです。
参考:
8の字結び
あわじ結び
水引のパッケージの裏にも結び方の手順が書いてありますが、
この動画は、最後に形を整える方法まで解説しているので、
すごく参考になりました♪
トレーシングペーパーに「お年玉」と書きます。
お札が透けないように、二つ折りにしたコピー用紙で挟んで入れましょう。
トレーシングペーパーをぽち袋に回し、のりで貼ります。
あわじ結びは、残った水引を通して結びます。
8の字結びは「のし」になるようにボンドでつけたら完成。
ぽち袋に描いた模様も透け、
和紙とは紙質が異なるので、モダンな印象になります。
袋に直接書き込まないので、
「お年玉」を「お礼」や「おめでとう」など言葉を変えても使えます。
シンプルでクセのない柄なので、普段使いとしても。
ペンの色や紙の色を変えるだけで、ポップなぽち袋にもなりますよ♪
今回使った和紙と水引が余ったら、こんな使い方も。
和紙を斜めにくるくる巻くように折るだけ。
水引を付けるだけで、お正月用の箸袋も簡単に作れます^^
身近な100円材料でできるのも嬉しいところ。
お正月用に、普段使いに♪ ぜひ、お試しください。
インテリア書家 小川翔月
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