こんにちは!盛りつけ師 もりたとしこです。

鯛の姿焼きはちょっと作るのが大変……
そんな印象がありますが、サイズが大きいだけで意外と簡単です。

見た目にもボリュームがありますし、おめでたい席には華やか。
鯛のウロコは硬いので、ウロコ取りがなければ、
お魚屋さんで内臓とともに処理してもらうと楽です。
「姿焼きにします」と一言いっておくと、丁寧にしてもらえますよ。

新・成人のお祝いの席に、いかがですか?

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【材料】
鯛 …… 1尾(今回は20cmほどの小ぶりのもの)
塩 …… 小さじ1弱
ハラン、すだち、菊華蕪

【作り方】
1.鯛はウロコをきれいに取り内蔵を処理して水気を拭き取る
2.全体に塩を均等にまぶし 1〜2時間おく
3.水気が出るのでキッチンペーパーなどで押さえるようにして拭き取る
4.お腹のあたりに斜め十字に切れ目を入れる
5.鯛が威勢良くうねるように串を打つ 
6.背びれ、胸びれ、腹びれ、尾びれに化粧塩(分量外)を多めにつけ、
ホイルで焦げないように覆う
7.200°に予熱したオーブンで10分焼き、そのまま余熱で10分おく
8.串を外して盛りつけて出来上がり

【盛りつけのコツ】
●串打ちをすると平たくならず、見栄えよくなります。 
●化粧塩は落ちやすいので、多めにつけておきましょう。
●胸びれもピンと立っていると見栄えがいいので、
爪楊枝などを使って立たせるといいでしょう。
●ハランを敷きますが、鯛の大きさとのバランスによっては2枚敷きます。
●画像のような手つきの器を使う場合は 手の部分と平行にならないように
少し上向き(頭が10時の方向)になるように盛りつけます。 
●添え物は右手前に置きます。


魚焼きグリルで焼くとヒレなどが焦げやすいので
オーブンをおすすめします。

オーブンは、上段下段があるなら下段に入れたほうがいいです。
焼きすぎるとパサパサになってしまうので
7割くらい火を通したら、あとは余熱で火を通すとふっくら焼けます。

鯛の姿焼きは、作り方と盛りつけのコツを覚えておくと
お正月だけでなく、ひな祭りやこどもの日、敬老の日など
さまざまなお祝いのシーンで作ることができます。

調理済みのものを買うより断然やすく、美味しく出来るので、
チャレンジしてみてくださいね!



料理製作・レシピ: 盛りつけ師 もりたとしこ
簡単!おしゃれな盛りつけのコツ 

撮影: 南都礼子



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