こんにちは。
ポーセラーツ＆デコパージュサロンMariposa(マリポサ)主宰
旅行大好きな最年少フォトスタイリストMaikoです。
先日、新潟県十日町市の年始行事、節季市に行ってまいりました。
この節季市というのは、300年以上の歴史があり、
当時は旧暦の12月にお正月に向けて開催された歳の市のことです。
現在は農家の竹細工やわら細工と一緒に、
しんこ（お米の粉）細工の縁起物の人形≪チンコロ≫が人気で
チンコロ市とも呼ばれ、
毎年１月10日、15日、20日、25日の4回開催されています。
実はこの節季市、私は昨年のこの時期に新潟に旅行していて、
TVのニュースで偶然見つけたんです。
一年越しの節季市に気持ちがワクワクして、
5時に起き、7時台の電車で越後湯沢を出発しました。
越後湯沢から電車を乗り継ぐこと約40分。
（時間によっては直通で約30分という電車もあります）
節季市の開催される十日町駅に到着。
駅構内にも節季市の看板がありました！
節季市会場の諏訪通りまでは、徒歩10分。
駅前の通り、その名も『駅通り』を進み、信号2つめを右折。
右折して進み、信号2つめを左折したところで、
数百メートルの小さな通りが会場です。
9時から販売開始で、8時には到着しましたが、すでにチンコロ購入のための行列が…！
並んでいる方にお話しを伺い、私もこの列に並ぶことにしました。
一緒に並んでいる方と、おしゃべりしたり、写真を撮ったり…
気がついたらオープン前に小さな通りが人！人！！人で埋め尽くされていました！
皆さんのお目当てのチンコロは、すべて手作りで、
一つ一つの顔や色表情が異なるため、列に並んで好きな顔を選びながら購入します。
9時を回っても、ゆっくりペースで進み、
8時に並び始めて約1時間半。ついに私もご対面です。
イヌやウサギ、今年の干支のサルなど、色とりどりの可愛いチンコロが並んで、
この中から自分好みのものを選ぶことができます。
地元の皆さんや、小さな子も、
表情の違う可愛らしいチンコロに夢中になっていました。
表情の違う可愛らしいチンコロに夢中になっていました。
並んでいる間にお話をしてくださった地元の方によると、
チンコロを売っているお店は3～4店舗ほどあり
それぞれ、表情以外にも色合いなど特徴があるそうです。
別のお店のものも拝見しましたが、私が並んだお店のとは色合いが違い、
ちょっとシンプルな感じです。
この購入したチンコロは、乾燥してヒビが入るほど厄除けや幸せを呼び込むのだとか…。
チンコロのお店以外にも乾物やお漬物のを売る露店、
チョコバナナや焼きそばといったお祭りムードを盛り上げる露店など
40～50店舗ほどあり、朝からお祭りムードでした。
越後湯沢にスキーやスノーボードついでにちょっと遠出して、
愛らしい縁起物『チンコロ』を探しに節季市に行ってみてはいかがでしょうか。
※チンコロはあっという間に売り切れてしまうので、
ちょっと早起きして並ぶのをおすすめします。
※暖冬ではありますが、かなり寒い中、長時間並ぶので防寒対策をお忘れなく。
節季市
2016年1月10日（日）/15日（金）/20日（水）/25日（月）
9時～16時頃
新潟県十日町市諏訪通り
Report & Photo
フォトスタイリスト MariposaMaiko
Blog：Mariposa
