こんにちは。
ニットカフェ千編工房のままごと師です。
北欧にはサンタの帽子を長~~くしたような形で、
マフラーにできるような、2ウェイマフラーがあります。
長さ180cmくらいはあります。
マフラーに裏表ができぬように輪で編まれていて、
ノルディック柄が編みこまれてるものをよくみかけます。
モバ編みするには、かなりの迫力です。
北欧の伝統の編みものには、輪を2本棒で編む方法がありますので、
細い靴下状のマフラーを数本編めば、モバ編みできそうです。
ノルウェーにはニッセという妖精がいます。
(スェーデンではトムテと呼ばれます)
足まである長い白髭が特徴です。
そんなイメージで 帽子の幅を、分解して、
あとでまとめたら、ユニークな2ウェイマフラーになりました。
アジャスターに通して使うと、おさまりがよくなります。
2本棒で編む、輪編みの編み方です。
必ず、偶数目です。
今回は22目スタートで、
2本の針に11目ずつ(つくり目を半分にかけて)
さらに、その2本の針から1本に交互に目を移し替えます。
(手前の針の目が右端にくるように)
その右端の目から、
編む・編まない(目を針にうつすだけ)を繰り返します。
わかりやすいように、赤い糸を使っています。
赤い糸が編んだ目です。
白の掛け目の前に赤い糸がくるようにしてください。
最後の目は編まないで目を針に移すだけ
編地を反転させて、
同じことをくりかえします。
最初の目を編んで・・・・
最後の目は編まないで針に移すだけです。
赤い糸で、2本棒で、輪が1段編めました。
この22目の輪編みを好きな長さに編んで、3本接続します。
何段編む……というより。
何玉分ずつ編む、というかんじでOKです。
(ちなみに今回は2玉分ずつ)
3本接続したら、「2本棒で編む輪編み」しかできません。
(なんと、ここで、威力が発揮できます)。
10段くらい編むと、普通の輪針や4本棒などに変えて、
編むことができます。
引き続き、モバ編みをするならば、
帽子の部分のみを別に編んで、3本にメリヤスはぎしてもOKです。
太い糸の帽子の縁編みはメリヤスのダブルもきれいに仕上がります。
必要段数(今回は10段)を編んで
「ガーターを1段編んで」残り9段をメリヤス編みします。
最後はメリヤスはぎで仕上げます。
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