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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

2月3日は節分ですね。
節分とは、季節を分ける節目を指し、
春の節分は、立春の前日。冬から春になる一年の境目です。

立春は一年のはじまりとして、とくに尊ばれ、
その前日の節分は、
旧年の厄や災難を祓い清める行事として、発展していきました。

最近では、豆まきや、恵方巻きで、にぎわっていますが、
節分の花あしらいでも、「縁起かつぎ」をしてみてはいかがでしょうか?

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節分立春に、おすすめの花選び&色合わせをご紹介します。
花材は、左から、
チューリップ、水仙、金柑、菜の花、を使いました。


その中でも、私のイチオシ花材は、
黄金色の実をつける、金柑の枝もの!
金柑は、「金冠」とも書かれ、
生活が豊かに、富栄えますように、という願いがこめられた、
幸運をもたらす縁起木です。

また、橙色の植物には、「代々繁盛する」という意味もあります。


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今回の花色配色のポイントは、
橙色&黄金色

橙色は、黄色みを帯びた薄い赤。
黄金色は、輝く黄色や山吹色。

どちらも、暖色系の同系色です。

同系色の配色は、
一緒に合わせることで、まとまりのある印象になります。


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器には、以前こちらの記事でご紹介した、
IKEAの3つ入れ子になっている、
円柱形のガラスシリンダーを使いました。




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今回は、大&小。背の高いものと、低いものを組み合わせました。

アレンジのコツは、
花器それぞれに、同じ種類の花材を活けること。

ひとつの花器に、種類を混ぜて活けるよりも、簡単に仕上がりますよ~♪
すっきりと、シンプルにまとまります。


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もうひとつ簡単に、小さなアレンジを作りました。
豆まきの枡を使っています。

作り方は、
1.枡を用意します。
2.枡の中にアルミホイルを敷きます(器の汚れを防ぐため)。
3.水を注ぎ、菜の花を短く切って、アレンジします。
 器のふちに添わせるくらいの長さだと、安定します。
4.水仙を菜の花の間にアレンジします。
 長さは菜の花と同じくらいに切ります。

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簡単に出来るので、ぜひ作ってみて下さいね~。
お豆と一緒にディスプレイしても、いいですね!

縁起木や、華やかな色合いの花色配色で、
節分、立春を迎えてみてはいかがでしょうか。


フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ




 

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