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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

2月から3月にかけては、バレンタインにホワイトデーと、
チョコレートの贈り物が増えますね!

たくさん並んだチョコレートを眺めているだけでも、
なんだかワクワクした気分になります♪

植物にもチョコレート色のものがあるのを、ご存じですか?

そんなチョコレートにちなんだ、この時期おすすめの、
花選び&色合わせについてご紹介します。

 
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アレンジに使った花材は、
赤色チューリップ(フラッシュポイント)、ストロベリーキャンドル、
ラナンキュラス、ドラセナコンパクター、姫ゼンマイ、
ボルドー色チューリップ(ブラックヒーロー)。

今回の花色配色は、
「赤×チョコレート色」

赤といっても、
朱赤、紅赤、茜色、緋色、エンジ、ボルドーなど、さまざま。
深みのある紅色から黄みの赤まで、
ニュアンスの異なる赤を組み合わせることで、
アレンジに奥行感を出すことが出来ます。

そんな赤い花に合わせる葉として、
チョコレート色を選びました。

深い茶色は、アレンジに入れることで、
男性的でシックなイメージになります。

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今回の花色配色のポイントは、
同一色相の中から、トーンを変えて合わせること!

・同一色相とは、色相環上で同じ位置にある色をいいます。
・トーンとは、明度と彩度をあわせた色彩の考え方で、
 明度と彩度が似ている色を集めてグループ化したものをよびます。

同一色相環の中で、ストロングトーンの赤、ディープトーンの赤、
そして、暗いダークグレイッシュトーンの赤茶を、
このアレンジに使いました。

同一色相の色の中で、明るさや鮮やかさを変えることで、
コントラストがつき、印象的ながら、
まとまりのある配色になります。

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今回の花色配色で欠かせないのが、
チョコレート色の葉!

葉といえば、緑色が多いのですが、
銅葉と呼ばれるチョコレート色の葉があります。

使ったのは、ドラセナコンパクター。

アレンジには、同じチョコレート色の、
姫ゼンマイを入れました。

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姫ゼンマイだけ、少しとびだたせて活けて、
アレンジの中でアクセントにしました。

チョコレート色の花材は、個性の強いイメージなので、
花色もはっきりとした色味を選ぶといいですよ。
アレンジの中で、葉だけが主張しすぎず、上手く馴染んでくれます。
 
 
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インテリアの中では、
赤色はインパクトがあり、個性の強い色なので、
大きく飾ると華やかですが、主張が強すぎてしまうことも。

小振りなサイズの花器にアレンジすると、
インテリアにもすっと溶け込んでくれます。

今回は紅茶の空き缶を使いました。
さりげなくワンポイントで飾るのにおすすめです。

赤色は体温を上げて血行を促進し、気持ちを活発にする作用があるとのこと。
寒い冬のインテリアフラワーに、
赤×チョコレート色の花材をぜひお楽しみ下さいね!



フラワーコンシェルジュ
宮崎 いくみ



 

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