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湘南でフランススタイルのフラワー教室を主宰しています、
フラワーコンシェルジュの宮崎いくみです。

春一番も観測されましたが、またも寒波がやってきました。
今年は雪が降ることも多く、まだまだ寒い日も。

そんな日は、ほっこり暖かくなるような、
雪色の花色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

花選び&色合わせについてご紹介します。
 

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花材は、左から、
ダスティーミラー、シルバーレース、ダリア、水仙、アリウムコワニー、
を使いました。


雪を思わせるような、真っ白な花材と、
ふわふわ、もこもこな質感のシルバーの葉を合わせました。

 
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今回の花色配色のポイントは、
「ホワイト&シルバー」

モノトーンで組み合わせました。

モノトーンとは、単一色の濃淡や明暗で表現することをいいます。
ファッションでも人気の配色ですね!

お花もモノトーンで組み合わせることで、
すっきりとシンプルにまとまり、洗練された印象を与えます。



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このアレンジで使った器は、
切り株をくり抜いた形の、キャンドルホルダー。

自然素材なので、そのまま水を入れられませんが、
中にガラスの器が入っていたので、そこに水を注ぎました。

器がついていない場合は、
小さな紙コップなどを、中に入れて使うといいですよ。

今回は、花色がシンプルなモノトーンだったので、
自然素材の花器をアクセントに使いましたが、
白い陶器や透明ガラス、色つきの花器など、
どんな花器にも合わせやすいです。

 
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もうひとつ、今回の花合わせにはコツがあります。
それは、花を白色、葉をシルバー色、でまとめることです!

葉っぱというと、緑色を思い浮かべることが多いですが、
銀白色の葉を持つ植物を、シルバーリーフと呼びます。

アレンジの中に緑色のグリーンが入ると、
モノトーンの花色配色が崩れてしまうので、
葉はすべて、シルバーリーフで仕上げました。

 
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ダスティーミラーと、シルバーレースは、
コンテナに寄せ植えをするときにも、
挿し色のアクセントになって、人気の植物!

ふわふわとした毛で覆われていたり、
レース編みのような、繊細な模様が美しいものもあります。


わが家のベランダガーデンでも、毎冬この2つは必ず植えています。
ちょこっと切って、花アレンジに使うのに重宝しているんです。


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シルバーの葉があるもの、ないものと、比べてみました。
こちらは、
ホワイトフラワーの、アリウムコワニーのミニブーケです。

シルバーリーフを入れなくても、
もちろんキレイですが、
一緒に組み合わせることで、
ボリューム感がアップし、より華やかな印象になりました。

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シルバーリーフと白い花、
お互いの魅力を引き立てあって、相性ばっちり。
より美しくみえます。


ホワイト&シルバーのモノトーンの花色配色は、
モダンスタイルから、クラシック、エレガントまで、
さまざまなテイストのインテリアに馴染みやすく、応用範囲が広いです。
冬にはおすすめの色合わせです。


家の中で、ほっこり暖まりながら、
雪色の花を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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